過剰なサービスは「変な不満」も生んでいるようです・・・
先日ブログで書かせてもらった
「安売り」についての問題点について、
のお店、
実は近所のお店なんですよね・・・
昨日、たまたまそのお店の近くに立ち寄りましたら、
*
「え~!?もうちょっと待てば良かった~。。。」
*
と。若い女性の不満げな声。
見ていた看板は・・・
・・・たぶんですよ?
たぶん、その女性は、
「60%OFF」のタイミングで、
「お得」にお買い物をしたつもりが、
「70%OFF」の今の看板を見て、
*
「あと少し待てば、さらにお得に買えたんじゃん?」
*
って感じ、つい口から出たコトバだと思うんですね。
でも、「欲しかった時」が買い時。
ってな言葉もあるように、
「その時」買っていなかったら、
誰かが買ってしまっていて、
「手に入らなかった」かもしれません。
「たら・れば」を行ってるとキリがありませんが、
そういうもんですよね?
でも、
「買ってすぐ」さらなる割引を見たならば、
「もう少し待てば良かった」
という気持ちになるのも普通の事だと思います。
*
前回も書きましたが、
「安売り」って「買う側」にすれば
やはりうれしい「サービス」ですから。
*
・・・でもね。。。
*
「そのお店」は、さらに「がんばって」60%から70%に
「サービス」を提供したのに、
店頭のコトバが、
「え~!?もうちょっと待てば良かった~。。。」
という「不満じみた」ものだったことを考えると、、、
*
やはり「安売り」の弊害の方が強いのではないかな?
って思っちゃうんです。
「安売りは悪だ」と、すべてを切り捨てた表現をするつもりはありません。
でも、前回も書きましたが、
「無茶な安売りはどこかで誰かが泣いている」に違いない。
「安売り」は「利益」を確実に削る。
んですよね。
そして、「安売り」に人は慣れていく。
冒頭のこの女性も確実に「慣らされて」しまってます。
どうかしたら「定価」ではこの店に「入らない人」に
なってしまっているかもしれない。
「安売りしないとモノが売れない」
のではなく
「安売り以外の売る方法を探してこなかった」
からこんな「スパイラル」を作っちゃったんじゃないかな??
とまで思うのです。
*
「安売り」や「値引き」は一度やっちゃうと、
ついその「反応率」の良さから、またやりたくなる。
そのうち「安売り」の方法しか思いつかなくなっちゃう。。。
で、お客さまも「慣れて」きて「安売りの時」しか買わなくなる・・・
*
すっごく怖いですよね。。。
ぜひ、「安売り」以外の「売る方法」を考えることを
あきらめないでほしいですね。。。
*
【今日のポイント】
→ 「値下げ」は劇薬。
→ 「副作用」はお客さまにも。
→ 「慢性化」しエスカレートする・・・
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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