講師も現場で「視点を変える」ことが時には必要だと思います。
大阪吹田市で起こった事件。
まずは犯人が捕まってホッとしました。
関西圏の方にしか分かりにくいかもしれませんが、
僕の住んでいる高槻も大阪の北部に位置してまして、
もしも犯人が逃走中であった場合、
学校が休校の措置を取る予定でした。
昨日は一日定期的に「事件を伝え注意を呼びかける」
地域の放送が続いていました。
ウチもですが、小さな子どものいるご家庭は
今朝にかけて、いろいろ心配だったと思います。
負傷された警察官の方の回復をお祈りします。
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僕がよく使う表現に
「視点を変えましょう」
ってのがあります。
最近も「物理的にも」視点を変えるお話を
ブログで書かせてもらいました。
https://www.minoru.co/2019/06/11/matanozoki/
上記↑のブログは「煮詰まった」時や
「何かのきっかけが欲しい」時に
気分転換も含めてどうですか??
みたいな内容になってますが、
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僕は仕事上、時々「意図をもって」物理的に視点を
変える時があります。
先週もそういう機会があったのです。
僕の事をご存知の方には説明するまでもありませんが、
僕は、「講師」のお仕事もしています。
ですが、時々「受講側」の視点を探りに行きます。
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具体的にいうと、ウチのスタッフに
「登壇」してもらって、
後ろから「受講者」の反応をしっかり見る。
という事をするのです。
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講義の内容は毎回、僕もスタッフも当然深く理解していますし、
事前にミーティングを繰り返し、
どちらが登壇しようが内容に差はありません。
ですが「話し手」の「しゃべり方」や「雰囲気」
細かい部分での講義の進め方により、
受講側の「腹落ちの深さ」が変わるコトがあるのです。
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現に、ウチの「長尾さん」の講義の
熱烈なファンは結構いるのですよ。
「長尾さんの説明で『気づかされ』ました」
って受講者さま、わりと多いのです。
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ま、でもコレはビジネスの世界では
「あるある」ですよね。
いつも気難しくて対応に苦労していたクライアント先に
訪問する「営業マン」が変わっただけで関係が良好になった。
とか。。。
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経験の量とか、社内の成績の違いとかとは別に
「相性」なんてのがありますよね。
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元気よくしゃべりまくる営業マンは苦手で、
ボクトツとした静かな話口調の営業マンが好き。
なんてコトバも「あるある」です。
しゃべりがウマいと、うさん臭く感じる。
なんて人も一定数いますし・・・
(めっちゃ練習してウマくなってコレ言われると
そこそこ凹むと思うんですが(>_<、) )
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ま、「そんな意図」もあって、
長くお付き合いさせていただく企業さまには
時々「登壇者」を変えることもございます。
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そしてそれと同じくらい大きく意図をもっているのは
「僕が後ろから見る」この経験。
こちらはキッチリ頭に入っている「その話」を
受講者の皆さんは「どんな雰囲気」でもって聞いているのか?
「・・・前からでも見えるじゃん」
いいえ。
前からだけだと「見えない」モノいっぱいあるんです。
しかも「しゃべりながら」だと余計に。
そして「気づいて」も「流れて」行ってしまいます。
だってこっちは「しゃべって」いるんだから。。。
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どこでうなづいているだとか、
メモのタイミングだとか、
集中の度合いだとか、
あと、
「講師側」のスライドの
「分かりやすさ(見えやすさ)」のチェックだとか。。。
わりと忙しい。(笑)
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でも「コレ」をしておくことで、
「より良い研修」をその会社に継続して
提供することができるんです。
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人前で「お話」する方、
「同じ内容」を「人を変えて発信」する機会を
余すことなく活用することをおススメいたします。
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【今日のポイント】
→ 相手のタメに場を「変える」という視点
→ 自分ではない「語り口」を見る視点
→ 聞く側の「様子を観察する」という視点
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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コメント
また為になりました!
相変わらず分かりやすいなあと思います!
コメントありがとうございます!!!
「分かりやすい」をさらに追求します!!