なぜ「その研修」を行うのか。裏方で「共有すべき」大事なテーマです。
昨日は横浜でセミナーをさせていただきました。
その後「販売促進研修」として
継続していくことを念頭にした「最初」のセミナーです。
4時間の持ち時間でした。
これから先どんどん
販売促進の「深み」にハマっていってほしいな。
そんな思いを込めた「スタート」の一日でした。
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研修も「受け手」目線を重視
僕はもともと「サラリーマン」です。
しかもスタートは「国家公務員」だったのに
後に組織が「民営化」するという・・・
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「守られた身分」だったのに「競争力を求められる人材」
に勝手に変化していった、
よく考えたらかなり珍しい経験をしてきました。(笑)
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「社員」として「研修」もたくさん受けました。
つまり「受ける側」の経験もかなり豊富です。(20年分・笑)
ですから「いやいや出席させられている」立場も
たくさん経験しました。(;^ω^)
「その研修」が嫌だとか、
「そのテーマ」が嫌だとか、
「その講師」が嫌だとか・・・ではなく、
「しなきゃいけない仕事が気になっている」のに
なぜいま研修??
「研修そのもの」が嫌!
なんて考えることが多々ありました。
だからというワケではありませんが、、、
「そんな参加者の気持ち」も踏まえて研修をします。
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具体的には「最初からムツカシイ事」を聞かされて
「思考停止」におちいっちゃった「自分の経験」を元にした
「セミナーカリキュラム」を第一回目に行います。
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つまりは
「明日からの仕事にも役立つかも?」
って思ってもらえるように
内容の「構成」を考えているのです。
「現場」でがんばっていると、
ついつい「目先」の問題点に追われて、
「中期・長期の目標設定」に気持ちが割けないことがあるものです。
「目先の事柄に振り回されるな」
って言われても、
「目前に積まれた仕事は自分がやるしかない。」
という現実に矛盾を感じる。
そんなジレンマを経験してきました。
だから特に「初期の研修」はあえて
「即効性」を目指した「研修内容」を大事にします。
「やってみたい」への誘導を大事にするのです。
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やってみるから深みにはまれる
そして「やってみる」とうまくいったり(笑)、行かなかったり(汗)
自分自身への「フィードバック」が起こります。
ここで、初めて「模索」が始まります。
常に毎回成功する施策なんてありません。
(それが現実)
でも、何もしないと「徐々に退化」するのは必然です。
(これも現実)
ここで大事なのは「やらされて、やってみる」と
「やってみたくなって、やってみる」の大きな違い。
「やってみたくなる」に導くことが大事なのです。
それに、やってみたくなってから『やる』と、
これがけっこううまくいくことが多いのです。
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「芯を食う」要素に実は気づいてる
現場でがんばっている人だからこそ
「やってみたくなった」そのアイデアは「当たり」易いのです。
だって「最前線」でがんばっているんだから。
実は普段から「自然に『問題点』に目が行っている」のです。
「現場が忙しくて時間がない」
そんな人こそ、「時には思い切って時間を取り」
自分がたくさんの「アイデアの種」を見ていることに気づいてほしい。
そう思います。
そして「やってみようかな」を見つけて、
まずは簡単なことから手を付けてみてください。
徐々にいい意味で深みにハマっていけますから。(笑)
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「研修」を仕掛ける側は、、、
多くの経営者はたくさん経験してきているので「研修」の
有用性、必要性が分かっていて開催されています。
その「研修」をさらに「効果的」なものにするため
いろいろ「裏方」として手を回していただきたい。
一番大切なのは「研修に集中できる環境作り」からです。
「仕事をしながら」研修は無理ですもんね。
連続する「研修」は「全部の日程に参加できる」
そんな配慮も必要になります。
「研修を行うこと」が目的ではなく、
研修を活用して「現状を良い方向に導く」のが本来の目的です。
「なぜその研修をするのか」
コレが研修を仕掛ける側は共有しておくべき大切な問いの部分です。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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