「分かりやすさ」って本当に大切ですよね。「言い慣れてるコトバ」には注意!!
今日の午前中、
事務所の最寄り駅で
どこかの店員さんが、チラシを配りながら、
「・・・で、抽選会です~。・・・です~」
中々「通る声」なのですが、
「・・・」の部分が聞き取れなかったのです。
*
はい、「・・・」は伏字ではなく、
何と言っているのか「分からなかった」のです。
*
分からなかった。とは言っても、
全く意味不明と言うわけではなく、
*
「流暢すぎて聞き取れない」感じでした。
*
おそらく「店名」か「場所名」を言ってるんでしょうが、
「知らない」と「聞き取れない」ものなのではないでしょうか?
「そこ」を普段から利用する人は
分かる(聞き取れる)かもしれませんね。
*
その店員さんも当然、
やる気がないわけでも悪気があるわけでもなく、
たぶん「言い慣れている」せいで、
「そうなってる」だけなのだと思います。
*
皆さんは経験ありませんかね。
「電話」などで、自分の「名前」を聞き直されたこと。
友人だと、最初から「誰か」分かっているから
そんなコト起こりませんが、
問い合わせの電話などで、
「自身の名前」を聞かれて「言った」場合の経験です。
結構「聞き直される」ことあると思いますよ。。。
なぜなら・・・
「僕」が「聞く側」の仕事をしていた経験から・・・。(笑)
*
僕が郵便局に勤めていた時代、
「広告郵便等承認申請窓口」にいた頃、
「問い合わせ電話」に応対する機会が多かったからです。
*
もちろん様々な問い合わせに
お返事するのが仕事だったのですが、
仕事の流れ(ルール)上、
「相手のお名前」を伺っておくことが必要でした。
*
最初に名乗っていただけた場合は
もちろんそのタイミングで、メモをとります。
名乗られずに本題に入ってしまった場合は
終話前に「失礼ですが・・・」と伺います。
・・・が、
いずれのタイミングでも、
かなりの確率で「社名やお名前」を聞きなおす事が
多かったのです。。
*
何度も聞くのは失礼だと分かりながらも、
「聞き取り切れない」経験が多かったのです。
そして、思いました。
「言い慣れている」コトバって、
(本人は)「言い慣れ過ぎていて」
妙な流暢さから「初耳」の人は「聞き取りにくい」のでは?
と。
*
「名前」と言うのは、
知らない相手にとっては「初耳」ですからね。
僕の名前「田中」っていう、
「どこにでもある」苗字、初耳なはずもない苗字ですら、
何かのタイミングで、聞き直されたり、
「ハタナカさん?」と聞き間違えられたりします。
ゆえに僕は「自身の名前を言う」時は
かなりはっきり返答するようにしています。
(それでも聞き直されたりもしますが)( ̄△ ̄;)
*
まぁ「聞く側」は「間違い」を恐れて、
「より丁寧に」聞き直す場合もあるでしょうけど・・・
*
聞き直されるというなら、
ちょっと前、ウチの事務所前で道路工事をしていた日があり、
クルマは「迂回」しなければいけなくなってました。
ちょっとだけ入り込んでしまった車は、
道を聞いてバックして戻る感じの応対。
その時の警備員さんとクルマを運転している人のやり取りで、
毎回「同じ説明」をする警備員さん。
それを聞く運転手は「え??」と聞き直す。。。
割と単純な説明でしたが、「聞き直されて」ました。
ちょっと滑舌の悪い方でもありましたが、
「言い慣れて」聞き取りにくい。。もあったと思います。
(少しめんどくさそうでもありました。笑)
*
こっちは何度も「言い慣れていて」も
聞く側は「初めて」な場合を想定して、
「丁寧に分かりやすく」話すって
本当に大事だと思うんですよね。
「話す」だけじゃなく、
「書いているコトバ」だって、
初めてみる人でも分かりやすいかな?
って考えてみる。
「分かっている側」の視点だと、
「分かりにくさに気づけない」ってこともあり得ます。
いつも新鮮な気持ちでチェックししたいですね!!!
*
あ、コレは昨日立ち寄った「お店」へ
誘導してくれた「分かりやすい」サインです。
「半地下にお店があります」
よりも分かりやすかったです。(笑)
*
【今日のポイント】
→ 誰にでも「分かりやすい」が大事
→ 「初めての人」にはもっと大事
→ 「慣れたせい」のエラーだと一大事
*
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
ホームページ https://www.minoru.co
フェイスブック facebook.com/tanakaminorurise
ツイッター twitter.com/minorurise