ただ「周りに感覚を向ける」という行為が「違和感を消す」につながり得ます。

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先日のこと、

「演技指導」の先生が、
「女優のタマゴ」(と言われる人)達に向け

「演技」のレッスンを行っている場に

見学に入ることが出来ました。

その先生は業界では有名な演出家さんでもあり、
主に海外で学んできた経験を基に、
後進の指導者の育成にも
力を入れておられるとのことでした。

2時間以上同席させていただき、

本当にたくさんためになるお話が聞けました。

その中でも、

「自然な演技をするためには、
相手や周りから『正しく影響を受けた上で』
自己を表現すること」

ってハナシ。

つまりは

「周囲を感じ取れる状態をつくる」

を意識的にしましょう。
って指導の部分が心に残りました。

例えば、
周囲に「目が向けられていない」状況の説明として、、、

「じっと何かを考えている時」

って周りに目を向けられる状態ではないですよね。

コレ、分かりやすいです。

が、もう一つ。

「何かを相手に伝えよう(しよう)って気持ちが強すぎる」

状態も実は「他者との関わりがあったとしても」

周りは見えていない状態である。と言う事。

どちらも、

「自分のアタマの中の『狭い空間』にしか
目は向けられていない」

周りの状況や会話の流れを「感じ取る」ことなく
「自身のタイミング」だけで発言・行動すると、
俗に言う「浮いた」状態になる。。。

コレ「演技」としては不自然で、
とてつもない「違和感」になり、
「素人臭さ」で一杯の激ヤバ状態なのですって。

そういえば、

ビジネスシーンでも・・・

会議などの場で、話の流れをさえぎるように、

「自分の意見」を唐突に述べる人とかいますよね。

ああいう人って、

「人のハナシを聞いているよう」で、

いつ「自分の意見を差し込もうか」という
タイミングだけを見ているって事なんですね。

「見て」いるようで「見えて」いない。

そんな状況なんですね。

しかも「周囲から」はその違和感が
ハンパないものに感じられて、

「いやいやいやいや・・・(失笑)」

みたいなことが起こっていたりする・・・」

自分が考え込んで、周りが見えない。

は想像つきましたが、

相手を見ているのに、
自分の考えだけに捉われている。

ってのも「周りが見えない」ってこと。

どうかすると、

「考え込んでいる」方が、
まだ「外からの刺激」には気づくチャンスがありそうです。

「自分のしたいコトや持論」を
相手に伝えよう(分からせよう)と言う事に
執着が過ぎると、

「外からの刺激」(助言)にも
耳を貸せない状況ですらあるかもしれない。

一見「社交的」であっても、
周囲との関わりに「違和感」を持つ人は、
「このあたり」を注意してみると良いかもしれません。

そしてその先生は、

いくつかのワークショップ
(このワークショップもビジネスで
めちゃくちゃ役立つヒントありました)

を重ね、、、

「演技やセリフ」を頭に入れた上で、

「正しく周りの状況に影響を受けて」

表現することで、あなたらしさと共に、
違和感なくあなたのふるまいが観客に伝わります。

と締めました。

「演技の指導」としては、

ステップ「0」のまだその前のような
レベル感のお話だとのことでしたが、

非常に大きな気づきをいただきました。

五感を「フラット」な状態にして

ただ「周りに感覚を向ける」という行為は
「たくさんの気づき」を起こすんですよね。

【今日のポイント】
→ 「広告」も「眺める」時間が大事
→ 「注視」は「見えないモノ」が増える
→ 「音」も「香り」も気づきの一部

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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