「ロールプレイング」は「カタチ」よりも「内容」が大事です。

「コンコンコン」(ノックをするフリ)

(ドアを開けるふり)

「失礼します」

身内同士で名刺を出して交換・・・

もう「そんな」営業ロープレ(ロールプレイング)を
している所もないと思いますが、

「一昔前」なら、まだまだ「研修」などで
行われていたかもしれません。

「全く経験のない人」のために、

望むなら「一回くらい」してもいいかもしれませんが、

「空中ノック」はちょっとしんどいデス。。。

実際の「お客さま訪問」のリハーサルの位置づけである
「ロールプレイング」なのですから、

「内容」に重きを置くべきですよね。

「ノックの回数を失礼に思うお客さま」

にあまり会う機会はなさそうですし、
そんなお客さまは、現場でお仕事をしてないと思うのですが・・・

脱線しました。。(^^;)

営業先では「話す内容」が一番大事なんですよね。

「準備」をするのは当たり前で、
その準備通り「相手」が話すわけないから
身勝手な「他人」との「やり取り」を経験し、
「自身の準備」の幅と深みを補強する。

それが「リハーサル」としての「ロープレ」で
得れる可能性の高い一番の効果じゃないっすか。


週刊モーニング「カバチ」 より

このヒトコマは、
「法律」のプロが、「弁護人」と「検察官」を
交互に「攻守」を変えて議論することで、

「自身の役割」(この場合は弁護側)の有利な
論述の切り口を探ろうとするわけです。

ココからも分かるように「知識」だけじゃ
「現場」でうまく立ち回れないことが多々あるから

「知恵」に昇華するためにも研鑽を積むんですよね?

しかも、「相手」はどう出てくるかわかんない。

ならば「そのシチュエーション」すら「練習(経験)」
しておこう!!

ってのが、

本来の「ロールプレイング」だと思うんですよね。

僕も「コンサルティング先」などでは
時々「ロープレ」をしたりします。

そんな時は「お客さま側」の準備をちゃんとします。
だって「そっちの方」がムツカシイから。。。

そして「何のテーマ」のロープレかきっちり
みんなで把握します。

そして「ロープレをやった人」よりも
見ていた人が「内容について」どう考え、
どんな意見が出てくるか、どんなディスカッションになるのか。

「ロープレ」をしている人の「向かいたい方向」は
みんな把握しているわけですから、

「あそこはこう聞いた方が良かったんじゃね?」

「いや、あの時点ではまだ意見を引き出したかったんですよ・・・」

「あーそうだったのね~。」

なんて感じで、

「ロープレ後の感想戦」みたいなのが
一番糧になるんだと思うんですよね~~。

「ロープレがキライ」って人は、

本当の「ロープレ」を経験させてもらえてないのかもしれません。

ぜひ「お客さまのところで試したくなる」を

たくさん見つけられる「ロープレ」の機会を増やしてほしいですね~~。

*

【今日のポイント】
→ 「中断自由」なロープレもあっていい
→ 「世間話」のロープレは不要
→ 「空中ノック」はハズい

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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