POPを作る時、POPだけを作ろうとしちゃダメなんですよー!!
今日は、
「POP制作ディレクション」の
講義に登壇します。
次回は、来年1月27日、東京で開催されます~。
https://www.sendenkaigi.com/class/detail/copywriter_pop.php
*
ウチは「小売り」をしてないから・・・
*
と、POPはカンケーない。
って思うのは「もったいない」かもしれません。
だってPOPは「購買時点の広告」
「Point of purchase advertising」
の頭文字をとったモノ。です。
*
「購買時点」の広告、つまり
「欲しくなる」時点にある広告なんです。
*
営業トークの最後の一押しに活用できることもあるし、
BtoBの提案書の「見出し」にだって使えます。
それに、POPって、
「単体」で語られがちですが、
他の「販促物」との連動だって大事なんですよ!!
*
商品「そのもの」との距離感はもちろん、
「手に取ってもらう」などの「行動」への誘導
などもひとつのアイデアです。
少なくとも、
「価格がよく分かる」だけの情報では
POPのチカラを発揮しきれていないのです。
時々、
POPを「プライスカード」と混同してしまっている人がいます。
POPの中に「価格」の情報が入っていることは
必ずしも悪いことではないですが、
価格以外にも「欲しくなる」情報が盛り込まれているのが
「POP」の大事な要素です。
*
「欲しくなる情報」の基本として
「便利である」という表現は多々見られますね。
「これ、ベンリ!!」
なんて文字のキャッチコピーも良く見ます。
たったそれだけの発信でも、
もうちょっと「味付け」してほしいのです。
・いつ便利なのか
・誰にとって便利なのか
・どのように便利なのか
これだけでも
「なるほどね。」ってつぶやける人がいるかもしれない。
*
他の販促物にだって言えますが、
POPも「それを見る人」を意識して作るべきです。
そして、「その人」が「納得する」状況を想像して作る。
まだまだ「発信側」の立ち位置ばかりが強く出ている
POPが世の中に多すぎます。
それを見た相手に
どのように「つぶやかれたい」か。
それを考えるだけでも、
POPに適したコトバ選びに近づけます。
*
そうすると「POP単体」を作る時でも、
「それ」が掲出される場所や時期などにも
興味が出始めます。
つまり「周辺の情報」が欲しくなる。
*
どんな販促物だって本来「連動」して
効果を発揮するものです。
*
現場では「思い通り」にいかないことも
多々ありますが、可能な限り、
周辺の情報もチェックしてPOP作りにかかりたいですね。
そのためにも、
「自分自身」もたくさん「POPを見る」ことが大事です。
その時はできるだけシンプルに、、、
・自分はどう思ったか
・(自分も含めて)ターゲットは誰だろう
・なんでここにあるんだろう
くらいは・・・
常々「見る側」の目もしっかり磨きておきましょう!
*
【今日のポイント】
→ 「POP」は「プライスカード」とは別
→ 「周辺」との連動
→ 「見る側」の視点
*
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
ホームページ https://www.minoru.co
フェイスブック facebook.com/tanakaminorurise
ツイッター twitter.com/minorurise