POPを作る時、POPだけを作ろうとしちゃダメなんですよー!!

カテゴリー:

今日は、

「POP制作ディレクション」の
講義に登壇します。


次回は、来年1月27日、東京で開催されます~。
https://www.sendenkaigi.com/class/detail/copywriter_pop.php

ウチは「小売り」をしてないから・・・

と、POPはカンケーない。

って思うのは「もったいない」かもしれません。

だってPOPは「購買時点の広告」

Point of purchase advertising」

の頭文字をとったモノ。です。

「購買時点」の広告、つまり

「欲しくなる」時点にある広告なんです。

営業トークの最後の一押しに活用できることもあるし、

BtoBの提案書の「見出し」にだって使えます。

それに、POPって、

「単体」で語られがちですが、

他の「販促物」との連動だって大事なんですよ!!

商品「そのもの」との距離感はもちろん、
「手に取ってもらう」などの「行動」への誘導
などもひとつのアイデアです。

少なくとも、

「価格がよく分かる」だけの情報では
POPのチカラを発揮しきれていないのです。

時々、

POPを「プライスカード」と混同してしまっている人がいます。

POPの中に「価格」の情報が入っていることは
必ずしも悪いことではないですが、
価格以外にも「欲しくなる」情報が盛り込まれているのが
「POP」の大事な要素です。

「欲しくなる情報」の基本として

「便利である」という表現は多々見られますね。

「これ、ベンリ!!」

なんて文字のキャッチコピーも良く見ます。

たったそれだけの発信でも、
もうちょっと「味付け」してほしいのです。

・いつ便利なのか

・誰にとって便利なのか

・どのように便利なのか

これだけでも

「なるほどね。」ってつぶやける人がいるかもしれない。

他の販促物にだって言えますが、
POPも「それを見る人」を意識して作るべきです。

そして、「その人」が「納得する」状況を想像して作る。

まだまだ「発信側」の立ち位置ばかりが強く出ている
POPが世の中に多すぎます。

それを見た相手に

どのように「つぶやかれたい」か。

それを考えるだけでも、
POPに適したコトバ選びに近づけます。

そうすると「POP単体」を作る時でも、

「それ」が掲出される場所や時期などにも
興味が出始めます。

つまり「周辺の情報」が欲しくなる。

どんな販促物だって本来「連動」して
効果を発揮するものです。

現場では「思い通り」にいかないことも
多々ありますが、可能な限り、
周辺の情報もチェックしてPOP作りにかかりたいですね。

そのためにも、

「自分自身」もたくさん「POPを見る」ことが大事です。

その時はできるだけシンプルに、、、

・自分はどう思ったか

・(自分も含めて)ターゲットは誰だろう

・なんでここにあるんだろう

くらいは・・・

 

常々「見る側」の目もしっかり磨きておきましょう!

【今日のポイント】
→ 「POP」は「プライスカード」とは別
→ 「周辺」との連動
→ 「見る側」の視点

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

ホームページ https://www.minoru.co
フェイスブック facebook.com/tanakaminorurise
ツイッター twitter.com/minorurise

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください