大阪弁は日本語ではありません。とか「AI」に言われそうでコワイ。(笑)
この前TVで通訳アプリが出ていました。
多言語対応で、
一人の言葉をいくつもの言語に
瞬時に翻訳し、外国人旅行者を驚かせていました。
「もう英語なんて学ばなくてもいいんじゃね?」
って思う人もたくさんいそうですし、
実際、日常生活では困らないレベルには
なっていきそうです。
いろいろ世界が広がっていいね!
って思う部分が一般人としては大きいですね。
*
ですが、
この「翻訳」の分野、
けっこうAIの研究者は苦労してるみたいですね。
言語の翻訳って、
「突き詰めよう」とすると
先が見えなくなるそうです。
先ほども書きましたが、
「日常生活には困らない」レベルには
もう達してると思われますが、
それは少々ヘンな翻訳でも、
「理解するニンゲン」が補完している部分が
案外多いって事なんですよね。
「完璧な翻訳」を目指そうとすると、
文脈による「真意」を読み取る。
ってな「キカイ」にとっては、
まさに「意味が分からない」事が多々あります。
例えば、
「もういいよ」
ってコトバ。
「表情」や「語気」で
解釈がかなり分かれていきますよね。
「ことわざ」なんかもきっと翻訳は
難しいんだと思います。
だって多くの場合、その国の文化や故事が
背景にあるわけですし、
これまた使うシーンで若干「解釈」が変わるものもある。。。
*
スポーツの世界なんかは「通訳」のお仕事、
かなり重要です。
日本のプロチームの監督に
「外国人」が着任することは珍しくなくなりました。
快進撃を続けるラグビー日本代表の
ヘッドコーチも長らく外国人指導者がついてますね。
ラグビーの場合は試合中のヘッドコーチ(監督)の
関わり方は独特なものがありますが、
サッカーなどですと、
試合中にもガンガン選手に指示を出していきます。
今は日本人監督ですが、
ちょい前まで外国人指導者でした。
僕は中継などで聞こえてくる英語やフランス語の指示は
当然分かりませんから「通訳」の声が聞こえると、
あーそーゆーこと言ってんのね。
って感じで聞いてます。
が、アレ、「翻訳」としては、
全然違う「コトバ」のチョイスをしてるんですってね。
「真意」を伝える「通訳」としては正しいけど、
「コトバ」の「文字おこし」をすると「ぜんぜん違う」
んだとか。
だから「専属通訳」って存在が必要なんですね。。。
*
まだまだ「ニュアンス」まで
汲み取ってくれる「AI」は出て来そうにないですね。
あ、あと「日本語」ってめんどくさいらしいですね。
一人称が私や僕以外にもめちゃめちゃたくさんある・・・
大阪弁に至っては、本来一人称の「自分」が
相手の事を指したり、女性は自分の事を「ウチ」って言ったり・・・
「AI」に覚えさせたくないコトバ群かも知れないっす。(^◇^;)
*
そーいや、最新号でゴルゴがAIに勝ってました。(笑)
【今日のポイント】
→ 「翻訳」と「通訳」は違う
→ 「ニュアンス」は変化する
→ 「感情」ってフクザツ
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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