大阪弁は日本語ではありません。とか「AI」に言われそうでコワイ。(笑)

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この前TVで通訳アプリが出ていました。

多言語対応で、

一人の言葉をいくつもの言語に
瞬時に翻訳し、外国人旅行者を驚かせていました。

「もう英語なんて学ばなくてもいいんじゃね?」

って思う人もたくさんいそうですし、
実際、日常生活では困らないレベルには
なっていきそうです。

いろいろ世界が広がっていいね!

って思う部分が一般人としては大きいですね。

ですが、

この「翻訳」の分野、
けっこうAIの研究者は苦労してるみたいですね。

言語の翻訳って、

「突き詰めよう」とすると

先が見えなくなるそうです。

先ほども書きましたが、

「日常生活には困らない」レベルには
もう達してると思われますが、
それは少々ヘンな翻訳でも、
「理解するニンゲン」が補完している部分が
案外多いって事なんですよね。

「完璧な翻訳」を目指そうとすると、
文脈による「真意」を読み取る。

ってな「キカイ」にとっては、
まさに「意味が分からない」事が多々あります。

例えば、

「もういいよ」

ってコトバ。

「表情」や「語気」で
解釈がかなり分かれていきますよね。

「ことわざ」なんかもきっと翻訳は
難しいんだと思います。

だって多くの場合、その国の文化や故事が
背景にあるわけですし、
これまた使うシーンで若干「解釈」が変わるものもある。。。

スポーツの世界なんかは「通訳」のお仕事、

かなり重要です。

日本のプロチームの監督に

「外国人」が着任することは珍しくなくなりました。

快進撃を続けるラグビー日本代表の
ヘッドコーチも長らく外国人指導者がついてますね。

ラグビーの場合は試合中のヘッドコーチ(監督)の
関わり方は独特なものがありますが、

サッカーなどですと、
試合中にもガンガン選手に指示を出していきます。

今は日本人監督ですが、

ちょい前まで外国人指導者でした。

僕は中継などで聞こえてくる英語やフランス語の指示は
当然分かりませんから「通訳」の声が聞こえると、
あーそーゆーこと言ってんのね。

って感じで聞いてます。

が、アレ、「翻訳」としては、
全然違う「コトバ」のチョイスをしてるんですってね。

「真意」を伝える「通訳」としては正しいけど、
「コトバ」の「文字おこし」をすると「ぜんぜん違う」
んだとか。

だから「専属通訳」って存在が必要なんですね。。。

まだまだ「ニュアンス」まで
汲み取ってくれる「AI」は出て来そうにないですね。

あ、あと「日本語」ってめんどくさいらしいですね。

一人称が私や僕以外にもめちゃめちゃたくさんある・・・

大阪弁に至っては、本来一人称の「自分」が
相手の事を指したり、女性は自分の事を「ウチ」って言ったり・・・

「AI」に覚えさせたくないコトバ群かも知れないっす。(^◇^;)

そーいや、最新号でゴルゴがAIに勝ってました。(笑)

【今日のポイント】
→ 「翻訳」と「通訳」は違う
→ 「ニュアンス」は変化する
→ 「感情」ってフクザツ

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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