目の前に「ある」のに見えない状態ってあります。よね。
もう2月の中旬ですかぁ。
・・・早いですね。(笑)
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おかげさまで年明けから忙しくさせてもらっています。
ありがたいことです。
忙しいと1日、1週間、1ヶ月が、
「あっ」という間に過ぎてしまいます。
歳のせいではないと思いたいです(苦笑)
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バタバタとはしていますが、
お休みの日はちゃんと家のこともやっています。
もともと「家事」は好きなんですよね。
「自分調整」も出来たりして・・・(笑)
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そんなお休みの日常での出来事ですが、
食事のあと食器を洗おうとしたら、
食器用洗剤が切れていました。
常時ストックが入れてあるいつもの引き出しを開けてみると。。。
・・・ありません。
奥さんにその旨伝えると、
先週買ったところだから、「ある」はずとのこと。
うん。もう一度見ました。が。。。ありません。
違う場所を探してみたり、また同じところを見直したり。
としばし探しましたが見つからないのです。
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(洗剤どこ?どこやねん?)
他をゴソゴソしていると奥さんがやって来て、
あけっぱなしのいつもの引き出しを指さし、
「目の前にあるやん!」
と、取り出してくれました。
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いや、もう愕然としました。
もう笑うしかありません。(苦笑)
目の前にあるのに見えない。
いや、目には入っていたが、
自分の勝手なイメージとは「違う見た目」のものだったので、
脳が全く認識しなかったのでしょうか?
何なんだろう?
実際に見えていることと脳が認識すると言うことのズレ???
そのズレによって実際にあるものも無くなってしまう。。。
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思い起こせば、以前も同じような経験をしていました。
PC・モバイル用のスピーカーを買おうと思って
スマホでパパッと適当に眺めて、
無難な有名メーカーのまぁまぁの価格のものに
目星を付けて家電店に行きましたが、
探しても無い。
店員さんに聞いてみたら。
「これですね!」
と、先ほどから何度も行き来したあたりから商品を取り上げてくれました。
それは、僕がスマホ画像だけ見てイメージした大きさの
半分くらいの小型なもので、
「こんなに小さくて持ち運びも便利なのに、音は凄く良いんですよ!」
と。
なるほど、PC・モバイル用だと、
良い音はするけど可能な限り小さい方が持ち運べるから良いですよね。
価格はそれを可能にした技術もあっての価格なのね。
色と価格で僕は勝手に大きさまでイメージしてしまっていて、
形は認識していたけど大きさが違うだけで、
これまた全く目に入っていなかったのです。
こんな「目の前にあるのに見えない状態」って、
販促の現場でも起こり得ることかも。。。
と思ってしまいます。
*
目の前に実際に存在しているモノと
生活者の求めているイメージ。そのズレ。
洗剤にしてもPC・モバイル用のスピーカ-にしても、
リアル店舗で扱っているのは、
多くはスーパーやドラッグストア、家電量販店だったりします。
いろんなメーカーが商品を競い合っていますから、
似たようなデザインでは埋もれてしまいます。
が、かたや生活者が勝手にその商品に対して持っているイメージが平凡なモノであれば。。。
全く新しい発想のデザインでは目の前にあっても見えなくなるのか?
何が良い、何が悪いって言っているわけではありません!
必ずこの現象が起こるとも言っていません!
ただ、先日起こったこの
「目の前にあるのに見えない状態」って、
僕だけじゃなく日常生活のいろいろなところで起こっている気がして、
気になってしまったんです。
そんなとりとめのないひとり言でした。
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【今日のポイント】
→ 「ある」のに「見えない」
→ 「イメージ」と「現実」のズレ
→ 「先入観」のコワさ
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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