その「距離感」で発信するツールがあってもいい
気温がグッと下がった日には
自販機の「温かい」飲み物のコーナーに
売り切れランプが増えるように感じます。
アツアツの缶コーヒーを両手に持ち替えて、
手を温める(ぬくめる)。
そんな人は多いですよね。
どっかの自販機には「プラス2度」みたいな
POPがあったようななかったような・・・(^^;)
*
「50円」アピールがすごい「自販機」
激安自販機です。
大阪ではあまり珍しくない感じもするんですが、
先週、関東圏でお仕事をしていた際、
雑談中にそんな話題をしましたところ、
「身近で見たことはない」
そんな方が多く、、、
これも大阪独自なカンジなの??
って思いました。
*
なにかと「独自路線」の多い土地です。
そこに住んでると「当たり前」になるのもちょっと怖いですね(笑)
50円自販機はおろか、
大阪市福島区の中央卸売市場近辺には
10円自販機もあるはずです。
(今もあると思うんですが・・・)
ただし「10円」で買えますが、
「ナニがでてくるかは分からない」
という、もはやゲーム感覚。
(時には罰ゲーム・笑)
つまりは「賞味期限間近」の飲料を
格安で売っている自販機なんですよね。
説明していて、
「大阪らしい」って感じちゃいました。(笑)
*
それはさておき、
その激安自販機。
ひとつひとつの飲料に
「小さなPOP」がつけてありました。
どうってことはないんですが、
「ひとこと」入っているだけでも、
価格以外の「情報」を発信しています。
僕は常々、
「販促物はコミュニケーションツールだ」と言っています。
価格だけだと「プライスカード」です。
いくら払えばいいのか。だけが伝えられているツール。
そこに「ひとこと」そえるだけでも、
コミュニケーション濃度が高まる
販促ツールに近づくのです。
70円払ってコーヒーを買う時に、
「また買いにおいでや!」
という文字が目に入るかどうか。
目に入ったら、
「また買いにおいでや!」
のコトバがアタマに流れます。
ちょっとしたことですが、
「販促物」としての意図を感じます。
「安い」というのも買う理由のひとつですが、
「次も選んでほしい」という「次につなげるアクション」も
丁寧に行っている感じもします。
*
それに「とても小さなPOP」ですが、
「手を伸ばして届く距離」にあるわけですから、
近づいて読めます。
より近い距離で行える「コミュニケーション」
なのかもしれません。
だから、
ちょっとなれなれしい
「また買いにおいでや!」
も言いやすい。(笑)
さらに、、、
こんな悪ノリもしやすい。(笑)
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・・・ちょっと「旬」を外している感じがしますが。
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あ、「消費期限間近」だけに・・・? (^^;)
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【今日のポイント】
→ 「30㎝」のキョリ専用のPOPがあってもいい
→ 「コミュニケーションツール」と「プライスカード」の違い
→ 「脳内」に残すコトバ
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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