「便利な日本語!」外国人からの視点
『YouTube』見ちゃいますよね~。
移動の多い僕は、その時間をいろいろなことに使います。
仕事の資料を整えたり、SNSをチェックしたり、
マンガを読んだり、睡眠を取ったり(笑)
そしてYouTubeもちょくちょく見るんですよ。
動画の方がわかりやすいものはたくさんありますから。
例えば薄い壁にネジで何かを取り付けたかったら
「薄い壁 ネジ」で検索すれば、バーッと出てくる出てくる。
作業の注意点、必要な材料・工具、
取り付け・取り外しのコツなどなど・・・
流行の歌やお笑い、料理の作り方。。。ほんとに面白い(^^)
そんなこんなでちょこちょこ見ていて、
たまたま英会話的なものを見ていたからなのか、
次に開いたとき・・・
「あなたはコレに興味があるんでしょ!」
と言わんばかりに「英会話の動画」が続々とおススメされる。
「あぁ、ゴメン。あの時はたまたま見たけど、
別にそこまで興味ないんやゎ。」
と、申し訳なく思いながら
スクロールしていてちょっと気になるタイトルが・・・。
*
「日本語は便利!~日本語ペラペラの外国人から見た日本語のいいところ~」
その動画はコチラ → https://youtu.be/HlsPyWfYSEU
ちょっと気になって見てみたら、面白かった。
例えば、
「お疲れさま」
ってよく言うこのコトバ、
英語では「このニュアンス」の言葉がない。
強いて言えば「Hi!」ぐらいだけど
オフィスで「Hi!」を連発すると、ちょっと気まずいらしい。
確かに!使ってますねぇ。
朝は「おはよう」でいいかもしれませんが、
2度目にあった時とか、午後になった時、オフィスの同僚に
「こんにちは!」「こんばんは!」って言いかえないですよね・・・
「お疲れさま」便利かも。(笑)
*
他にも、
「よろしく」や「普通」
ビジネスシーンなんかで、
会話の最後に
「じゃ、よろしくお願いします。」
は締めやすいですね。
この締めの言葉がなかったら確かに不便かも・・・。
*
「駅に着いたらどう行けばいいですか?」
「あ、駅前の道を普通にまっすぐ歩いて。。。」
良く考えたら、この「普通」って何?
「普通」じゃない歩き方ってどうするの?と。(笑)
こんな話が動画で続くのですが、僕が一番ハッ!としたのが、
「敬語って相手と壁が作れるから便利!」
と、日本語ペラペラの外国人が言ってたこと。
*
英語だと敬語がほぼ皆無なので、お客さま相手でも
「やぁ!今日はどこから来たの?車で?道混んでた?」
なんて、友達と話すみたいな感じになるらしいんですが、
苦手なお客さん相手の時には、日本語だと敬語を使えて便利。
敬語を使うと相手との間に壁を作ることができる。
「あくまで仕事ですよ~」って感じが出せるって言ってるんですね。
うん・・・この感覚面白い!
確かに、もともと敬語は相手との距離を作るための(大切にしている)
言葉ですよね。
普通に使いすぎていて「壁」なんて発想は無かった。
*
僕は言葉を大切に扱うのが仕事ですから、
かなり気にしている方ですがこの視点は無かった。
あまりにも普通に使っているから
「疑問にも思ったことが無い視点」でした。
自分で深く考えるのも大切ですが、
他人の話を聞くのも本当に大切。
違う視点の話を受け取らないと
自分の枠(自分の常識)から抜け出せないですよね。
アイデアとか発想にも広がりが無くなる。
敬語の「壁」
もしかしたらPOPに使っている敬語も「壁」を作っているのかな?
普通に使っている「普通」は
自分の「普通」自分の枠(自分の常識)を相手に押しつけているのかな・・・?
*
こんな日本語使ってはいけません!とか言っているワケではありませんよ!!!
だからこんなアイデアはどうでしょう?と言おうとしているワケでもありません。
だけどこの動画を見て何かが頭に浮かびそうな、
なんとも言えないけど重要な気づきのような気がして・・・
今回のブログはとりとめもない内容になっちゃいました。
締めの言葉も浮かびません。
あ、でもまた次回も「よろしくお願いします!」(笑)
*
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田中みのる
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