「モチベーション」はどこからやってくるのか?
先日、来年行われる全国7カ所でのセミナーの打合せをしていた時、
「モチベーション」についての話になりました。
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「社員のモチベーションが低くて。。。」
「なんだかモチベーションが上がらないんです。。。」
経営者・責任者からも従業員からもそういう声がよく上がるんです。
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そんな感じの雑談。
ボクも日本郵便で社員研修をしていた時代から、
現在コンサルタントとして、はたまた研修講師として現場にたつ時に
「モチベーション」について考えざるを得ないのは確かです。
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言葉本来の意味とかは横に置いといて、
通常ビジネスで言われている「モチベーション」とは
「意欲」とか「やる気」という意味で使われていると思います。
その「意欲」とか「やる気」を出させるには!?
とテクニック的なことを書いている書籍とかも見かけますが。。。
なかなか難しいことですよね。
自分自身でコントロールするのも難しいのに、
ましてや外部からの何らかの手段でモチベーションを上げることができるのか?
外部からの手段でよくあるのが、
昇給・昇格・特別ボーナスなど「インセンティブ」を与えるもの。
これでモチベーションを上げてもらう。。。???
僕はちょっと疑問を感じてしまいます。
これで「意欲」とか「やる気」が上がるのか?
ただ「欲望をコントロール」しているだけで
なんか違うような気がします。
そしてこの手段は一過性のものになりがちで
継続性を望めないんじゃないかとも思うんです。
それってモチベーションにつながる?
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僕が今の時点で考えていることは、
ビジネス上でのモチベーションというものは
本人自ら生み出して(気づいて)もらう他なく、
与えたりはできない。
ビジネス以外のところでも
影響を受けやすいものですから
容易くコントロールなんてできない。
身もフタもない話になりますがそう思っています。
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でも、全くあきらめているわけではありません。
僕はマーケティングコンサルタントですから、
あくまでビジネスのうえで語るなら、
不安定なモチベーションについてどうこう言う前に、
その仕事に関してあなたはプロなんだから
「プロ意識」を磨いていきましょう!
とお伝えしています。
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「その仕事のプロ」と考えるとき、
上司から与えられた仕事を淡々とこなして終了!
というわけにはいきません。
もしかすると上司はプロかもしれませんが、
言われた仕事をこなすだけの人は「作業者」でしかありません。
プロという限りは、
その仕事で社会に影響を与え最終的に会社に利益をもたらさなければいけません。
例えば、あなたの扱う商品やサービスを
たくさんの人が手に入れて喜んでくれる、
たくさんの人が役に立ったと思ってくれる、
その代償として会社は利益を得ることができる。
そういう状況を継続的にもたらすのがプロ。
その仕事のプロとして、
あなたが扱う商品・サービスで嬉しいと思ってもらうには、
役立ったと思ってもらうにはどうしたらいいのか?
そこを考えて行動しましょう。
そのために僕が伝えたいことは山ほどあります。
僕自身、自分の仕事に「誇り」を感じた時、
「仕事そのもの」に対してのプロ意識が芽生えたように
今振り返って思います。
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皆さんだって、
学んだことを活かしてお客様に提供した後、
「ありがとう」って言ってもらえたら。
本当に喜んでもらえていたら。。。
あなた自身が嬉しくなりませんか?
そんな嬉しい気分をたくさん増やしたくなりませんか?
「もちろんうれしくなるよ!当然その嬉しい気分をもっと増やしたいよ!」
と、思ったのなら。。。
いま「モチベーションが上がりはじめた」のかも。。。
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来年早々「このテーマ」で全国7か所を回らせてもらいます。
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【今日のポイント】
→ 「作業」と「仕事」の違い
→ 「モチベーション」は沸いてくるもの
→ 「プロ意識」がヒント
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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コメント
大田マーチング委員会の宮本です。
マーチングのセミナーで講演を聴きいて以来、いつも何かと思い出しては実践したり新人に伝えたりしています。今回のモチベーションについてのお話は今私自身の悩みでもあったので、元気をいただきました。街の皆さんの「ありがとう!」の一言を大切に頑張ります。
先日はありがとうございました!!!!
そして、ブログへのコメントもありがたいです!!
気づきだけではなく「実践」なさっているとのこと。
本当にうれしく思います!!!
僕のモチベーション上がります!!(*^▽^*)