販促物はあなたとお客さまとのコミュニケーションツールです!
「販促物はあなたとお客さまとのコミュニケーションツールです!」
よく僕が使うコトバです。
「販売促進」を考えるときには、基本的にそう思っていないといけない。
と思っています。
「よく使うコトバ」と言うことは
結構それを言わなければいけない場面があると言うこと。
販促を行う現場では、
とにかく自分の言いたいことばかりを
情報として発信していることが往々にしてあります。
「コミュニケーション」と言うコトバは僕だけではなく、
世の中でもよく使われていますが、よくよく考えてみると難しいコトバです。
「コミュニケーションの定義」を辞書的に言うと
“1 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。
言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「―をもつ」「―の欠如」
2 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。“
<Yahoo!辞書より>
他にも調べると定義としていろいろ出てきます。
やはり難しいコトバのようです。。。
「互いに」とか「伝達し合う」とか言うコトバは
相手があってこそ成り立つことであって、
相手も何もいないところに情報をばらまいても
「コミュニケーション」と呼ぶものはならないワケです。
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以前読んだ本で、
たぶんドラッカーさんの書籍だと思うんですが、
『コミュニケーションを成立させるのは受け手であって、発信する方ではない。
聞く者がいなければコミュニケーションは成立しない。
情報を伝達し合い心を通わすのがコミュニケーションである。』
的なことが書いてあったのを思い出しました。(間違っていたらごめんなさい。)
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「うちの販促物は誰にも触れてもらわなくても結構です!」
そんなことをいう企業は絶対ありませんよね。(笑)
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多くの人に見てもらいたい!
多くの人に興味を持たれたい!
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と思っているから、わざわざ費用をかけて情報発信しているのです。
相手があって情報を伝達すると言うことは「コミュニケーション」がとりたいと思っているからこそ。
販促物だって人と人とのコミュニケーションなんです。
「販促物はあなたとお客さまとのコミュニケーションツールです!」
僕がこのコトバを何かにつけて言うワケです。
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ならば、相手のことを考えず身勝手に情報発信するのはいかがなものかと思うのです。
受け手はあなたの身勝手な情報発信を、
「まぁしようがない」と思いながらも見てくれるか?
朝起きたときから、テレビ、ラジオ、新聞、スマホ、看板、ポスターetc.etc…
洪水のように情報が押し寄せてくる時代です。
皆コミュニケーションをとりたがっているのです。
相手のことを考えずに発信された情報なんて、
いちいち気にされるワケがありません。そんな余裕はないのです。
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相手に時間をとってもらうなら、
その相手の、為になる、役に立つ、喜ばれる。
そんな情報でないと失礼なことです。
そもそも、あなた(あなたの会社)は人の役に立つために存在しているはずです。
人の役に立つ、人に喜ばれるために会社があるし、
そのための商品・サービスなんです。
役立つ・喜ばれる発信で世の中の人々と
どんどんコミュニケーションをとっていただきたい。
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そんな販促物がたくさん増えてたくさん笑顔が増えるといいなぁ。。。
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【今日のポイント】
→ 販促物は「コミュニケーションツール」
→ 相手がいてこその「コミュニケーション」
→ 相手が喜ぶ「情報発信」を!
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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