相手のコトバを、聞く → 聴く → 訊く → 利く 、と「きく」を深めていく。
今週は「販促セミナー」のお仕事が多かったです。
セミナーでは当然「話す」ことがメインになります。
僕の職業はマーケティングコンサルタント。
相手に「話す」こともですが、
相手から「きく」ことも大切なお仕事です。
コンサルティングの現場や実践塾、
企業研修の現場では「きく」ことも大切にしています。
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相手の話を「きく」ということには、
4段階あると僕は思います。
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聞く・聴く・訊く・利く
最初の2つは説明するまでもないですね。
「ただ聞く」と「しっかり聴く」の違いですね。
きっと、みなさま、「お客様の言葉」など
ちゃんと聴いておられると思います。
だからこそまずは、
さらに深く「訊いて」みて欲しいです。
「訊く」は「訊ねる」(たずねる)
とも読める漢字を使っています。
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そうです。相手の話を「訊ねる」姿勢で「聴く」のです。
相手がどんどん話したくなるように導くことがポイントになります。
「アクティブリスニング」にも通ずるかもしれませんね。
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「ついつい本音を話してしまう」
そんな相手には好感をもちますよね。
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そして次の段階は「利く」
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「利く」とは・・・
「利き酒」とか「お香を利く」などといった表現で
目にしたこともあるかもしれませんね。
美術品鑑定番組なんかでも「目利き」という言葉が出てきます。(笑)
果物や鮮魚の競りの現場でも使われているコトバですね。
「深く本質まで見よう」とする姿勢に
このコトバが使われます。
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これを相手との対話に活用できたなら
「相手が気づくことのできない本質」にまで
たどり着くこともありえます。
お客さまに、
「分かってくれてるわ~~~」
って言われたらうれしいですよね。
きっとそこには、
「好感」を超える「感動」が生まれそうです。
お客さま自身が気づいていない「本心」を
「利く」を目指したいですね!!!
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【今日のポイント】
→ 聞く・聴く・訊く・利く
→ 「気付いてない」も読み取る努力
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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