「数値に現れる前」の「心理誘導」を丁寧に設計する。

一日空けて、また東京に向かいます。

新幹線は変わらず走ってくれていますが、
西日本各地、大雨の影響があらためて見えてきました。

被害が最小限でとどまりますように。

先週もセミナーやコンサルティングで、
各地に行かせてもらいました。

講演や、営業ミーティングへの参加、
そこでの販売促進に関するアドバイスのお仕事が主ですが、

実際に「広告制作」にかかわらせてもらう事もあります。
とはいっても、ウチは「制作機能」はありませんので、
制作会社さんへの直接アドバイスだったり、
コピーライティングへの直接意見だったりと、
より現場に近いところでお仕事をする。という事になるんですが。。

新聞やラジオへの広告

少し前まで、「新聞」や「ラジオ」への広告は

「効果があまり見込めない」

と、心の中で少し「決めつけていた」感があります。


新聞の自販機ってもうほとんど見ませんね・・・

ですが、

とことん「費用対効果」を突き詰めて、
広告のコピーも一文字単位で磨き上げると、、、

「効果がちゃんと出る」

そんな現場を経験することが出来ています。

最近も「新聞広告」で、「過去最高の反応」を
とることが出来ました。

契約中の案件なので詳しいことは書けませんが、

「探し人風」の広告で「当てて」います。(*^▽^*)b

不特定多数に向けた広告

昔のような「不特定多数に情報を垂れ流す」

そんな時代は終わりました。

ですが、

「多くの方の目に触れる、耳に入る機会のある媒体」

の使い道はあるのです。

ある種「ターゲットを選定できる」広告媒体は
デジタルを中心に様々なモノが増えていってます。

でもそれも「情報が増大しすぎて」一つひとつが
ちゃんと認識されているか?

というとまた別の話になってしまいます。

だとすると、
「安価でたくさんの人にリーチする」媒体は、
「ちゃんと反応率を追いかける」ことで
再度注目に値する広告媒体と言えます。

カンタンに言えば「費用対効果」に見合えば、
「使い続けることに何の問題もない」ということです。

むしろ、周りが広告を打たなくなる分、
費用が安く抑えられていく。。

すると、「ちゃんと広告を作っている分」
反応率はさらに上がる。

レバレッジがかかっていきます。(笑)

媒体の特徴を丁寧に考える

これまで以上に「媒体の特徴」を考えないといけない時代です。

その媒体が、どのように「生活者と接する」のかを

とことんリアルに想像しなければいけないのです。

その広告を目にして耳にして、
何を考えるのか、どのような感情になるのか、
どのような行動なら自然なのか・・・。

「反応率」というものは、

「WEB検索される」など
数値化できる行動があってこそ初めて出てきます。

ですが、

「記憶に残る」とか、「昔を思い出す」とか
「自身の行動を想像する」とか「家族に相談する」とか・・・

「数値に現れる前」の、「自然な行動への誘導」を
ていねいに設計することを軽んじてはなりません。

レスポンスが数値として上がる前には
「心理的な誘導」の成功があるのは間違いありませんから。

【今日のポイント】
→ 「広告媒体」への思い込みはなくす
→ 「情報」は相変わらず増え続けている
→ 数値に現れない「心理的な誘導」を軽んじない

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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