数字をうまく使おうとして・・・怪しくなってませんか??
たくさんDM が着きます。
ってか、「着くよう」にもしています。
様々なアンケートや資料請求など、
機会があればなるべく参加します。
それは、、、
実例が「勉強になる」から。
*
開封率
前にも書きましたが、
「開封率」って本当は測れません。
だって、「開けたかどうか」
本人しか分からないから。
元配達員の僕はリアルに感じます。
でも、「開封率」って概念を
無視しているわけではありません。
「開封されたい」のはやまやまです。
ですので、たくさん到着するいろんなDMの中で、
「開封」への工夫が感じられるものは、
ついついゆっくり眺めますね。(笑)
*
数字は細かく
よく、販売促進で「データ」を示すときは、
四捨五入せずに細かい数字を使いましょう。
なんてセオリーが語られたりします。
(それも時と場合によりますが)
細かい数字は「リアルさ」を感じさせるからですね。
*
今回、ご紹介する、
「僕に着いたDM」は、
「細かい数字」を活用して
「開封を促す」モノでした。
「重要」「限定」などのコトバも目に入りますが、
「トップ2.21%の上位顧客の田中さまへの
大切なお知らせです。」
・・・(・_・;)
ん?
どゆこと??
なんでそんなに刻んだ??
上位2%に入っている顧客向けではなく?
顧客数が明かせないから
1番から数えて「2.21%目」に当たるのが僕?
*
そもそも「お付き合い」きっかけだったので
「そんなに僕は買ってない」はずなのに・・・
*
なんとなくの不信感をベースに
まずは「よく分からないナ」の印象を持ちました。
*
開封した中身は単純な「セールス」でした。
詳しくは書きませんが「分かりやすさ」がテーマの商材なのに、
この分かりにくさはいかがなもんか??
です。
中身の「お手紙」も最初から、
「日本語的に」ちょっと変でして、
「海外の事例」をそのまま「訳した」だけなのかな?
と直感しました。
いずれにしても、「テクニック」だけに走った結果
出来上がってしまったDMなのだろうと、
その会社に対しても、少し残念な気分になっちゃいました。
元々少なかった購買機会が
さらに減るきっかけにもなりそうなDMの事例でした。。。
*
【今日のポイント】
→ 「世の中の事例から学ぶ」は大事
→ 「開封したくなるDM」を目指す
→ 「テクニック」に振り回されないように
*
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
ホームページ https://www.minoru.co
フェイスブック facebook.com/tanakaminorurise
ツイッター twitter.com/minorurise