とっても不憫な待遇にさらされている顔出しPOPに出会いました。
ゴールデンウィークの中日、
一応平日です。(笑)
「暦通り」に働く方は、
なんだか「気合い」の入りにくい日かもしれませんね。
今日は「1日」なので先ほど神社にお参りしてきました。
*
近所のスーパー
神社もですが、今日は事務所の神棚の榊を交換しました。
お神酒やお米などもしつらえました。
榊などは事務所最寄り駅に隣接しているスーパーでいつも買います。
ちょっとお高め(笑)のスーパーです。
そのスーパーの奥に榊が売ってるんですが、
暖かくなってきて、「新芽」の部分が使われがちで、
榊の葉っぱが弱るのが早い季節になりました。
まぁ「時期」のことだから仕方ないんですが・・・
それでも「しっかりした」葉がついているものを選んで買いました!
*
驚きの設置場所
榊以外にもお神酒なども買おうと売り場を歩いていて、
不憫な顔出しPOPに出会いました。
炭酸飲料のCMですね。松岡修造さんと一緒に写る顔出しPOP。
何が不憫かというと・・・
設置場所が。。。
エスカレーター横の「行き止まり」の通路の奥に・・・
もっと引いて撮ると、、、
ね。
不憫でしょ?(^^;)
写真ではわかりませんが、このエスカレーター、「下り」です。
降りてきて、買い物カゴを取って店内へ・・・
ほぼ一方通。ここに戻ることはまずありません。
振り返ることも多分ない場所。
*
もしかしたら・・・
「顔出しPOP」に実際顔を入れて「写真を撮る」ことが
恥ずかしい人のために、わざわざ「人通りのない場所」へ
これを設置したのだろうか??
なんて「無理やり」意図をくみ取ろうとしましたが、
そんなこともなさげです。
設置スペースがなかったんでしょうね。
だったら「倉庫」へでもしまっておいたほうがいいと思うんです。
なんか、ちょっと怖いから。(^^;)
たぶん、このPOP、メーカー本部などから送られてきて、
「設置しておかなきゃいけない期間」があると思うんですね。
だから「無理やり」にでも「掲出しようとして」こんなことになっている。
これは意図している「使われ方」とは違うはずです。
きっと、広告制作側は、
炭酸スポーツ飲料のCMのために、
スポーツのイメージキャラクターとして「松岡修造」さんを起用。
顔出しPOPを作ることで、
「写真を撮って」もらって、LINEなど「SNS」に投稿してもらって、
あわよくば「バイラル効果(拡散による広告効果)」も期待。
そのためにも絶対もらえる「LINEスタンプ」も用意。
少なくともネットにアクセスはしてほしい・・・
なーんてことを考えて、
販売店さんに「配布」したのに、「現場」でこの扱い。
*
「ギャップ」はあちこちにある
これって結構「あること」ですよね。
よく、「売り手」と「買い手」にはギャップがある。
と言われます。
でも、実は「ギャップ」ってあちこちにあります。
お客さまにたどり着くまでの
「売り手側」の中でも「ギャップ」は起こっているのです。
例えば会社の中でも「上層部」と「現場」では必ずあります。
ましてや「流通形態」の販売網ではいろんなことが
「伝言ゲーム」のように当初の思惑が届かなかったりするものです。
だからこそ「意図」をしっかり伝えることが重要になるのです。
ただ「使ってね」とか「掲出してね」という「作業指示」だけではなく、
その「ツール」を「どう活用してほしい」のか、
「どんな効果を期待しているのか」をちゃんと伝えることが大切なのです。
そのためには「現場の状況」を個々に知ろうとする努力も必要でしょうね。
ギャップを埋めたいなら、
やはり「密なコミュニケーション」が大切なのです。
*
遠くからの「あとは分かるやろ・・・」の対応はとっても危険なのです。
*
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
ホームページ https://www.minoru.co
フェイスブック facebook.com/tanakaminorurise
ツイッター twitter.com/minorurise