お客さまが選ぶ理由は「らしさ」として磨き続けないといけない。
一日に2回、入ることも良くあります。
喫茶店。
特に僕は「ルノアール」が好きです。
もうタバコはやめちゃいましたが、
必ずタバコが吸える席のある喫茶店。という印象です。
あと、席がゆったり目にとってあり、
Wi-Fi環境も整っていて、
パソコン作業などもできて、
コンセントも使わせてもらえる。
長居しやすい環境もありがたいですね。
都内で商談と商談の間に時間が長めにあると、
ついつい近くに「ルノアール」を検索してしまいます。
昨日も、午前中のお仕事が終わり、
午後からのお仕事までに時間があったので、
新宿のルノアールでゆっくりお仕事&時間調整を
させていただきました。
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始まりは苦肉の策
ドンドン消えていっている「昭和感」のある純喫茶。
そんな中でルノアールは人気のお店だと思います。
実際、8年連続過去最高売り上げを更新しているそうです。
オシャレな「カフェ」も人気なんでしょうが、
僕はこっちのほうがなんか合ってます。(笑)
そして、ルノアールさんは各店とも
「席がゆったり目にとってある」
特徴の部分なんですが、
コレはなんと、「一店舗目」を作ったとき、
じゅうたんにお金をかけすぎて
当初の予定の数のテーブルとイスが買えなかったから、
苦肉の策でまばらに配置することになったそう。
ふかふかのじゅうたんに、
ゆったりした席の配置。
が、「ホテルのロビーのよう」とお客さまにウケて、
口コミとともに集客につながったのだそうです。
そしてそれが現在にまで「らしさ」として継続されています。
面白いハナシですよね。(^^)
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お客さまに選ばれる理由
自分たちがアピールしたいことは
きっとたくさんあるでしょう。
喫茶店なら当然「コーヒーの味」にこだわっていると思います。
でも、「お客さん」のほうは、
ココは苦い目だね。とか濃いめだね。ぐらいで、
そこまで「味」にこだわれる人は少ないと思います。
「コーヒーを飲む空間」が
選ばれる理由の大きな要因の一つです。
もちろん業界もそのあたりが分かっているから
いろいろ策を講じていますけどね。
喫茶店だけじゃないですよね。
どんなお仕事も、
「自分たちが選ばれる理由」を探求しなければいけません。
はっきり答えは出ないかもしれません。
だってそれは「お客様がどう思うか」がメインだから。
なので「探求し続け」なければならないのです。
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どんなお客様に喜ばれたいのか。
どんなお客様にリピートされたいのか。
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僕はターゲットじゃないと思われます。
近所に、「とっても入りにくい」(敷居の高い)喫茶店があります。
やはり老舗の純喫茶。
この前、意を決して入ってみました。
席数の少ない小ぢんまりしたお店でした。
そして、こだわりを各所に感じました。
きっとコーヒーの味にもこだわっているのでしょう。
常連さんと思われる方も複数おられました。
でも、、、
「僕はターゲットじゃないな」
そう感じました。(^^;)
それでいいと思います。
僕がリピートしないことで、
常連さんが入れず、
がっかりして帰ることがなくなるから。
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「誰でもいい」は「誰にも選ばれなくなる」につながります。
お客様や生活者の目はドンドン肥えていきます。
より一層「らしさ」を磨かなければいけない時代ですね。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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