「相手の目線」になるためには「自分がその立場」になること。
夜の更新になってしまいました。
今も新幹線の中です。
移動中に「モノを書く」ほうが
手が進むような錯覚に陥ります。
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販促物のチェック
今日は横浜の企業さまで研修会をしてきました。
連続する「研修会」では、
「販促物チェック」のワークをさせていただく回があります。
この時、いきなり「自社の販促物」をチェックするのは
好ましくありません。
だって「自社」のことは良くも悪くも「知りすぎて」いて
「販促物を見る側」(つまりお客さま)の視点になりにくいのです。
ですからあえて、「世の中にありふれている」販促物に対して
「素直な」意見を出し合うことから始めます。
例えば旅行。
そのパンフレットに対して、
「素直な個人の意見」をグループで発言しあうのです。
「このパンフのターゲットってどんな人だろうね?」
とか、
「このパンフに書いてあることって何のためなんだろうね」
とか・・・
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わりと「辛辣な意見」が飛び交います。(笑)
そうなんです。
世の中の多くの販促物は、まだまだ
「自分たちの言いたいこと」が前面に出てきています。
すべてがダメとは言いませんが、
「相手の興味を引く」ことを重視した設計が
まだまだ少ないのです。
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「相手の視点になる」という重要性
「お客さま視点になろう」などという表現はあちこちで耳にします。
でも、なかなかその視点になれないのも現実です。
だから、「自社の販促物をチェックする前」に
他社(違う業界)の販促物に対して「お客さま」として
素直な「ツッコミ」を入れて、、、
ちゃんと「お客さま側の視点」を体験してから、
「自分たちの販促物」への視点に置き換えていく。
回りくどそうでも、「この回り道」をすることで、
「リアルな相手の視点・思考」を想像できるようになるのです。
「自分たちの言いたいことだけが並んでいる販促物」
になってはいないか?と
素直に疑うことができると「改善」への道は遠くありません。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました
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ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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