誰もが手に入れたことのある「実体がなくても、ちゃんと残るモノ」はありますね。
昨夜の皆既月食、
始めのうちはお月様が見えていましたが、
途中から雲がかかり始め、
主にネット生中継で観ました。
それでも「ゆっくり空をながめる」
という良い時間が取れました。
次回は2037年。
どこで空を眺めているかな。
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実体のないモノの売買 その1
連日ニュースにもなってる「コインチェック社問題」
実体のない仮想通貨「NEM(ネム)」が不正送金されたとか・・・
流出金額は580億円相当とのこと。。。
タレントの出川さんがCMに出ていましたね。
「やっぱ知らないんだ!?」
「兄さんが知らないわけないだろ?」
「じゃあ、なぜ・・・」
と続く、
ふつうCMは「商品やサービスの良さ」を訴求するものですが、
このCM、最終的に(あえて?)よく分からないまま
終わらせる構成になってましたね。
この問題で「仮想通貨」の一般人への印象は
ちょっとよろしくないものに傾いたんじゃあいかな?
って思います。
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昨日「Facebook社」が仮想通貨のCMを
一切受け付けない旨の発表を出しました。
この問題の先行きはどうなるのでしょう。。。
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実態のないモノの売買 その2
明後日2月3日(土)午後2時~午後9時頃
兵庫県尼崎市の三和市場で
これまた実体のないモノを売買する店が開店します。
その名も「怪談売買所」
怪談作家の宇津呂鹿太郎さんが、
1話100円で「怖い話」を売買してくれます。
訪問して「話せば」100円もらえる。
話を「聴けば」100円払う。
そんな実体のない「話」の売り買い。
ご本人によれば、時々
「もう聴きたくない」ってほどの「怖い話」が
持ち込まれることもあるそうです。
でもそれが怪談作家としてのご本人のメシのタネ。
つまり「ネタ」の仕入れ場所なんですよね。
また、人によってはずっと話せず
「聴いてもらえて良かった」なんて感想も。
そしてイベントとしても結構人気なんですよ。
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同じく実体のないモノの売買ですが、
こっちは「ちゃんと手元に残る」感じがするんですよね。
「物語のチカラ」ってスゴイと思う。
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映画や舞台も「物語」にお金を払っている
そう考えると映画や舞台なども観終わったあと
パンフレットなどを買わなければ、「記憶」だけを持ち帰る。
でもそれが当たり前。。。(;´д` )
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「記憶に残る」ってとっても大切なんです。
ちゃんと「物語」にすることで記憶に残りやすくすることは
広告にも使える考え方です。
だから僕は販売促進の研修はもちろん実際の広告作りの現場でも
「シナリオシート」というものを作って、
販売促進のシナリオをまず整えることを優先しています。
(シナリオシートってのは僕が勝手に作った、脚本の組み方を参考にした
*広告の骨組をチェックするカルテのようなものです)
だって記憶にちゃんと残れば、「選ばれる確率」は必ず上がるから。(笑)
「たまたま出会いがしらに(いますぐ)売れる」のではなく、
「心に残り、ちゃんと選んでいただいて(いつか必ず)買われる」を目指すことが
信頼感や口コミにもつながって行くものです。
実態がなくても大切にしましょ。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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