「背景」とか「由緒」、「エピソード」を知ると興味が深まりますね。
休みの日は出来るだけ子供と外出するようにしています。
映画館や美術館にも出向くようにしています。
まとまった空き時間には出張先でも
ふらりと立ち寄ったりします。
さほど芸術に詳しくはありませんし、
「美術館」にわざわざ行くようになったのは
30歳を越えてからですけどね。。。
マラーの死
パンフレットのメインにもなっている
「マラーの死」という題名の絵
この前出張先の名古屋の美術館で見ました。
僕は正直、この時初めて知った「絵」です。
もちろん他にも、たくさんの絵画がありましたが
この作品は別格の扱いでした。
SNSも意識してか
なりきりマラー フォトスポット
ってなものもありました。
僕が入館した時間帯は「真っ昼間」で
しかも平日とあって人気もまばらで(だから入ったんですが)
だれも「写真を撮ろう」とはしてませんでした。
それでも主催者側のこの絵への力の入れようを感じました。
実際この絵は
「『フランス革命を描いた有名な絵画の1つ』だそうで、
浴槽に横たわっているのは、当時の急進的なジャーナリストで、
暗殺された直後の場面を描いているそうです。
『政治的要素を材料に脚色をすることなく描かれた』初の近代絵画である」
との解説がつくような、「時代を代表する」作品だそうです。
へぇ~。って思いました。
時間もあったので、その場でスマホで調べたら、
当然もっと詳しく背景を知ることになりまして・・・
「ピカソやムンクにも影響を与えている絵なんだ・・・」
と知ると、同じ絵でも違って見え始めました。
この「絵」を描いたのは
フランスの画家「ダヴィッド」です。
多分有名なのはこの絵。
アルプス越えをするナポレオンの肖像画
ではないでしょうか。
教科書にも載ってたし・・・(^^;)
あ、コレ描いた人ね!!って感じ。(笑)
ちなみに実際にはナポレオンはアルプス越えの戦いの際、
「ロバ」に乗って遅れて戦地に到着したとのことです。
美化されたこの絵はナポレオンのお気に入りになり、
それもあってかナポレオンの首席画家に任命されています。
なんか「絵画」の解説のようなブログになりましたが、
「絵」だけの話じゃないんですよね。
「興味」を持てないのは「良く知らないから」かもしれませんよね。
その時代背景や由緒、エピソードを知ると「興味」が深まる事って
よくありますよね。
「情報不足」ってやっぱり良くないなぁって思ったのです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!!!!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
ホームページ https://www.minoru.co
フェイスブック facebook.com/tanakaminorurise
ツイッター twitter.com/minorurise
コメント
会津若松市の矢部文広と申します。
先日は、講演会で大変お世話になりました。
確かにそうですね。テストが終われば、すぐに忘れてしまうのは、興味がないから。時代背景やエピソードがわかっていれば、もっと知りたくなりますよね。
今、必死に勉強しているものがありますが、教訓にしなくてては・・
矢部さま
その節はありがとうございました!!
そうなんですよね、「記憶」中心の
日本の詰め込み教育は「成績」を上げる事だけが目的化して、
「思考する」環境の提供が行われていない感じがします。
もっと「知りたい」を喚起する「学校教育」を切に望みます。