人間は「不合理」な判断をしまくってるんですよ~。。。

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昨日は名古屋でセミナーのお仕事でした。

今月、かなり集中的にオーダーいただけた

「販促心理学」のセミナー。

心理学とは言っても、
僕は心理学者でも心を扱う医者でもありません。

でも、たくさんの「販売促進」の現場に
立っていると、
当たり前ですが「人の心の動き」を考えて
広告を作る機会に触れまくります。

自然と「そういうこと」に興味が出て、
自分なりに学ぶようになりました。

セミナータイトルは「心理学」ですが、
実際には「行動経済学」に一時「ハマって」ました。

まずは単純に「あるある~!」って思う事がたくさん。

そして「ひもといて」いくと、

「人はなんて不合理な判断をするんだろう・・・」

って感想になっていく。

「合理的」に考えたら、「すべき行動」は決まっていても、

「実際には」その通りに判断しない。

誰しも思い当たることがあるはず。。。

そんな事例をたくさん紹介し、

「答えはない」けど販売促進において、
「学ぶべき」内容。

それをセミナーとしてまとめさせていただいたのが、
今回の「販促心理学」

販売促進の「最前線」でがんばっている人ほど、

今回のセミナーを喜んでいただけたように感じます。

やっぱりお客様の行動は

「不合理」なんですね。(笑)

今朝、ホテルのサービスでいただいた新聞

一面に内閣府政府広報で・・・

高齢者の免許返納を促す内容が・・・

TVのニュースなどでも結構取り上げられますね。

でもね・・・

実際の交通事故の「統計データ」を見れば、

高齢者より「若年層」の方が「事故」そのものの件数は多かったりします。

もちろん「統計データ」というものは、
どんな基準で集計するかで「見え方」は変わりますが・・・

けっして高齢者の事故が「突出して多い」わけではないのです。

ですが、ニュースやSNSなどを通じて
たくさん耳に入ってくる情報は、

「脳内から取り出しやすい情報」となります。

(事実は別として)
「カンタンに思いつく情報」と言えるんですよね。

この状況を心理学的に表現すると

「利用可能性ヒューリスティック」

というコトバが出てきます。

深く考えずに思考が「ショートカット」される状況なんですね。

事故に限らず、いろんな分野で人は
自分の記憶から簡単に呼び出すことができる情報により、
行動にバイアスがかけていくんです。

そうすると「販売促進の現場」では、

「判断していただく(選ばれる)」ためには
伝えなければいけない情報(伝わっていない情報)が
まだまだあるはず・・・

などという考えに至り「広告」を工夫しなければ。。。

ひとつの心理状態で人は動いていません。

ものすごく「フクザツ」に絡み合っての人の行動です。

結局「多面的に学ぶ」しかないんです。

様々な広告に日々触れる「自分自身の感性」を
学ぶことがとにかく重要なんです!!

ん~~。

販売促進ってほんとに奥が深い!!!

【今日のポイント】
→ 「心理学」って、へぇーが多い
→ 「経済行動学」ってなるほどが多い
→ 「人の心」って???が多い(笑)

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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