「机上」でできたもの、「現場」でどうなっているか。誰か気にかけてくれました?
販促物作りで
気にかけるべきポイントの一つに、
*
「相手との接触シーン」を想像する。
*
という事の重要性を僕は話す機会が多いです。
だって、
「チラシ」一つにしても、
「相手との接触シーン」から考えたら、
もはや「媒体として違うモノ」とすら考えられるから。
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新聞折り込みチラシひとつとっても・・・
→ 「新聞をとっていない」お家には届かないチラシ
→ 「このご時世でも新聞をとり続ける」お家には届くチラシ
→ ほかのチラシと「一緒に束になって届く」チラシ
→ 多くの主婦は「スーパーのチラシ」は見ているかも
じゃあ、
ポスティングチラシは?
手配りチラシは?
設置型チラシは?
同梱チラシは?
・・・
ね?
「チラシ」って一言じゃ済ませられない。。。
*
「相手との接触シーン」をちゃんと想像すると、
デザインとかコピーとか、
もっと「議論が深まっていく」はずですよね。
それを「机上」だけで「作る」と、
現場での「使い勝手」に問題が起こることもしばしば・・・
です。
*
昨日の事ですが、
事務所近くのコンビニに、
ウチのスタッフと立ち寄りまして、
出口で彼がふと見上げた、
「近隣の地図」にも「そういう」問題を見つけました。
何が問題かって?
この地図の角にある
「地域のお店の情報」を伝える
小さなQRコード。
「問題」だと思いません??
あ、QRコードの「大きさ」が問題なんじゃないですよ!!
少々小さくても「カメラ」を近づければいいんですから・・・
あ、気づきました?(^◇^)
僕は「QRコード」読み取るのに苦労しそうです。
*
「???」
ってなってますかね~。。。( ̄◇ ̄)
*
はじめの写真に戻りましょうか。
分かります?
位置が高いんです。
ウチのスタッフの長尾さん。
身長180cmあります。
そんな長身の人が「若干見上げる位置」にある
近隣地図の「一番上」に小さくつけられた「QRコード」
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・・・もはや僕のような小柄な人間には
「アクセス」させる気がない。。。のか?(笑)
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いや、「悪気」はないことは分かっていますよ!!(^◇^)
それにそんなことでひがんだりしません!(笑)
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ぼくが言いたいのは、
「現場に合った『広告』が作られていない事例」
を紹介しただけです。
そして、さらに
誰にも「悪気はない」という問題点。
作る人も、設置した人も、指示した人も・・・
多分全部「違う人」だと思われます。
*
すべてが目の前だけの「作業」で流れて行った・・・
ということ。
*
きっと「QRコード」の向こう側では
「アクセス」を期待した「ページ」が
やはり誰かの手でつくられている。
ページへの「入り口」は「そこだけ」ではないでしょうが、
「アクセスの少なさ」にココロ痛めている人が
もし「コレ」を見たら・・・
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・・・おいおい!!( ̄△ ̄;)
*
ってなると思う。。。
*
販促物の「ディレクション」って本当に大事だと思うんです。
「ディレクター不在」の販促物が
世の中にけっこう多く見受けられます。
だから、ライズマーケテングオフィス、
今日もがんばって活動します!!(笑)
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【今日のポイント】
→ 「相手目線」を大切に!
→ 「接触シーン」をデザインするという概念
→ 「出来上がったモノ」だけじゃなく「状態」もチェック
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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