おお。それをまっすぐCMで発信するのね。。。

年末年始、長くお休みをとれまして、
しっかり充電いたしました。

もうお正月ボケもどこかに吹っ飛びまして、
なにやら臨戦態勢です。
(なにと戦うねん。笑)

さて、

年末年始はいつもの何倍もTVを見る時間がありまして、
さまざまなバラエティや映画、ドラマ、ニュースを眺めてました。

皆さま同じようなものだと思いますが。。。

ぼーっと眺めてまして、
ふと目を引いたものの一つに

とある企業さんのCMが・・・

それは「トヨタ」さん。

香川照之さんが「編集長」となって

トヨタの企業姿勢について話すCMです。

タイトルは

「トヨタイムズ はじめます。」

トヨタ独特のロゴは健在!

クルマの映像は一切出てこず、

香川さんが、延々話し続けるCMです。

それによると、トヨタは、

「車のメーカー」じゃなくなるそうです。

「全ての人に移動する楽しさを提供するモビリティカンパニー」
になるそうです。

僕はこのブログでも、
最近常々書いてまいりました。

「自分たちの仕事」の本質について考え続ける重要性について。。。

そこに対して「CMという媒体」を通じて
きっちり言及してきたCMが出て来たな。。。

そんな感想です。

言うまでもなく時代はどんどん変化しています。

僕が働き始めたころ。

それこそ、もう幕を閉じようとしている平成のはじめ。

とにかく「クルマ」が欲しい若者は多かった。
(あいにく僕はホンダ派ですが。笑)

僕の時代背景で言うと、

「ソアラ」「シルビア」「プレリュード」

な時代です。

この表現で伝わる人は「同年代」かもしれません。(笑)

いまや、「車を持たない」(必要と感じない)
若者が増えています。

移動手段だって、昔は考えもつかなかったようなサービスが
ドンドン生まれています。

配車サービスの「Uber」(ウーバー)なんかもその一つですね。

MaaS(マース、Mobility as a Serviceの略)
特定のクルマを所有せず、
必要なときだけ対価を支払って利用する形態のことを指します。

これも従来の「レンタカー」よりも進化した
「カーシェアリング」という新形態として
一般的になりつつあります。

東京駅のすぐそばにもあります。

従来の「価値観」に縛られていては、
この時代の変化、生活者の価値観に置いて行かれる。

つまり「選んでもらえない」ことになる。

その危険性に対してまっすぐ向き合った結果、
今回「トヨタ自動車」さんはこのようなCMを出してきたんでしょうね。

いよいよ「本質」に向き合うことが
「当たり前」にならなければいけない時代なのです。

さらにCMでは、

「変わる」「探す」

と、未来に向かって「変化し続けていく」姿勢も伝えています。

「企業のサイズ感」は別にして、

「ビジネス」の世界で「向き合わなければならない」

コトを直視しなければ!
をさらに確信した次第でございます。(^^)

【今日のポイント】
→ 「理念」は会議室から出ていく
→ 「企業姿勢」の意味合いも変化
→ 「探求」もセット

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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