想像することが難しい未来を考えてもしようがない。だから。。。
これだけ激しく変化する社会だと、
ビジネスの世界も先を予測するのは難しいです。
どこでどんな変化が起こるか分からない。
想像することが難しい未来を考えてもしようがない。
だから、今ある仕事を黙々と頑張ってやる。
こなす。。。
そう考えてしまう人は、まだまだ多いと思います。
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今ある仕事とは?
20年、30年も前からずっとやってきた仕事のやり方。
実際やることは沢山あって、
とにかく目の前の仕事をさばいていかないといけないし。
一ヶ月、
いや今週末までに、
いや明日。。。
と忙殺されてしまえば、
未来のことなど考える事に何の意味があるのか?
と思ってしまう。
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むかし読んだ書籍で
「計画のグレシャムの法則」
というのがあったのを思い出しちょっとググってみました。
「ルーチンな仕事は創造的な仕事を駆逐する」
って感じのことで、
ハーバート・サイモンという
ノーベル経済学賞を受賞した人がつけた名称のようです。
毎日毎日忙しく仕事が出来るうちはいいですが、
それでも社会は激しく変化しているわけですから、
ふと気がつくと目の前の仕事がドンドン減ってしまった。。。
そんなことになってしまっている人・会社はたくさんあります。
ルーチンワークに忙殺されて、
「考えなくなった」結果じゃないかと思います。
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自分・自分の会社の目的は何なのか?
まず、どんな目標に向かうのか?
未来の自分・自分の会社のあるべき姿はどうなのか?
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少しでも「考える」ことが重要です。
すぐに答えが見つからないかもしれません。
でも考える。
そこに向かうシナリオを
「自分で描いてみるクセ」をつけるようにする。
未来はどうなるかわからない。
だから。。。考える。
考えてみることが大事です。
すぐに答えが出ないと、、、
「そんなこと考えてもしようがない。
社会の大きな変化の中で、自分で少々考えてもどうにかなるもんでもないし。」
って、思考を停止する。
何でもかんでも「すぐに」答えを求める。
すぐにわかる答えなんてものがあるなら、
考える必要もないじゃないですか。
「ビジネスの世界」って
計算式のように必ずひとつの正解があるはずはないんです。
思考を停止すれば「ルーチンワーク」もしくは「与えられた仕事」を、
今まで通りにするか、言われたとおりにする。
それしか残りません。
「未来を創る最高の方法は、自分自身で未来を創ること」
と言ったのは数学者のアラン・ケイ。
未来はどうなるかわからない。
だから、少しでも好ましい未来のために、
自分自身で、考える。
そして少しずつシナリオを組み立てて、
その実現に向けて「今を頑張る」しかないと思うのです。
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【今日のポイント】
→ 「悪貨が良貨を駆逐する」グレシャムの法則
→ 「ルーチンな仕事は創造的な仕事を駆逐する」計画のグレシャムの法則
→ 「考える」ことをあきらめない
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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