他人に頼る心はあなたの存在を希薄にする!

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先日、小規模な会社や店舗を経営されている方々とのお話の機会があり、
僕も改めて気づかされることも多く、
アドバイスしながら自分にも問う。そんな時間を過ごしました。

小規模な会社・店舗などを経営されている方々の多くが言っておられたのは、
社会の変化に対応していかなければいけないのはわかっているが、
どうすればいいのかわからなくて悩んでいる。

ということ。

大企業だと資金もありますし、
いろいろ一緒に考えてくれる頭脳もたくさんありますからね。

小規模な会社・店舗だと経営者がひとりで考え、舵を取らなきゃいけない。
考えが行き詰まった時に頼れる人がいない。

そんな状況になります。

もちろん、その方達も今まで何もせず、
手をこまねいていたわけではありませんよ。

セミナーや経営者の集まりにも参加して情報収集もされていますし、
販促や営業活動など、ちゃんと頑張っていらっしゃいます。

お話を伺っていてボクが一番引っかかったのが、

「考えが行き詰まった時に頼れる人がいない。」

この状況をなんとかしたくて、
「他人に頼ること」がいつの間にか目的に変わってるんじゃないか?

と思ってしまうような話をする人がチラホラいるってことです。

「先日、ある人が『○○○を導入して△△△したら御社ぜったい儲かりますよ』
って言ってたんだけど、どう思います?」

「社長は○○○の導入も考えておられたんですね?」

「いや、○○○はよくわからないんだけど。。。他の会社もやってるみたいだし。」

「え?よくわからないけど他の会社もやってるから、ですか。。。」

・・・え~と、困ってしまいます(^^;)
他にも、

「この間いい提案を受けてね、もう段取りから何から至れり尽くせりなんだよ。
私は判断するだけで何も考えなくていいんだよ。」

「で、それやってみるんですか?」

「田中さんも言ってたじゃないですか、まずはやってみるダメだったら変えればいいって。」

「いやいや、『考えて』下さい。
ダメだった時、どう変えるんですか?その後また誰か提案してくれるのを待ってるんですか?」

なんて話。。。

僕は他の人の意見を聞くな!って言ってるんじゃないですよ。

人の意見もドンドン聞いてもらって結構です。
だけど「それが良く分からない」のに丸飲みするのはダメです。
人の意見を聞いて、それで何か気づきを得て自分に問うことが必要。

世の中に情報が流れやすい大企業のやり方や、
同規模の会社の事例を表面だけ捕らえたやり方、
他人が用意したやり方。。。

そんなことでうまく行くのなら世の中の会社全部うまく行きます。

あなただけじゃなくどんな経営者だって情報を得ているんです。

考えもしないで簡単にうまく行く方法なんて、
もしあるならば、他の会社も簡単にできるんです。

小規模の会社・店舗は、大企業や他社でも簡単にできるようなことをやっても、
うまくいくのは難しいです。

規模が小さいだけに確実に埋もれてしまいます。
選ばれるにあたってものすごく存在が薄い状態。

小規模の会社・店舗は、
そこにしかない独自のものを持っていないと選ばれるのは難しい。

そして独自のものを持つには、自分で考え行動する気持ちを持たないと無理。
ある日突然「独自性」を得るのは難しいでしょう・・・。

だから継続的に自分で考える。

目的は?目標は?手段は?

まず、あなたの事業で最終的に目指していることは何なのか?
「誰に、どのように喜ばれたいのか?」これが目的!

その目的を実現するためにやることは何か?これ目標!

その目標を実現するために、まず具体的に何をするのか?これ手段!

やっぱりこの3つくらいはしっかりと自分で決めて欲しいです。

そしてちゃんと儲けて欲しい。

あなたの事業を通して喜ぶ人が多ければ必然的に儲かるのです。

【今日のポイント】
→ 独自の価値とは?
→ 目的は?目標は?手段は?
→ 儲ける<儲かる

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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