その「批判」をどう受け止めるか!?

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20年の長きに渡り「郵政」という組織で働いていました。

言うまでもありませんが
それはそれは長い歴史がある組織です。

古くは逓信省から始まり、長い間国の機関だった「郵政省」が
事業庁となり公社化そして民営化という「激変」を遂げる時代、
そこで働いていたことは僕の人生の中で、ある意味ラッキーだった。
と言えます。

もちろん働く身として大波乱ではありましたよ。

国策として変化することを強要されたようなものですから。。。

変化がミッション

僕はこの頃、それまでにない考えで動いていく部署に配属され、
新しい動きをドンドン推し進めて行くというミッションのもと頑張っていました。

多くの企業に言えることですが、長い間、同じビジネススタイルで通用してきた世界では、
それまでの経験にないことを模索していくのは大変なことです。

「今までに経験のないこと、新しいことにチャレンジしよう。」

と口では言うのですが、それを考え行動に移す段階では、、、

「それってどうなんだろ?」

「それは違うんじゃないか?」

「よくわからないなぁ。。。」

「うちの会社らしくない!」

というような批判が出てきます。

その批判はどこから来るのだろう?と考えると、
やはりそれは、「今までの経験にない」というのが
根底にあるからだと思います。

僕も当時いろいろな批判を受けることになりました。

最初はカッとなって怒りを覚えることもありましたが、
よくよくその批判に耳を傾けていると、
それ全て自分に対する「問い」に変えられることに気がつきました。

問われている

「それってどうなんだろ?」

ってことは企画の趣旨が伝わっていないのか?とか、

「それは違うんじゃないか?」

ってことは、他の手段を考えた方が有効なのか?とか、

「よくわからないなぁ。。。」

ってことはもっとわかりやすく伝える必要があるのか?とか、

「批判」という形で「問い」をもらって、
より深く考えることができる!

もちろん深く考えた上で、批判をスルーすることもあります。

その時、僕の中にあるのは、覚悟というか信念というか、
批判覚悟で貫き通すべきという気持ち。。。

こんな経験をたくさんしてきました。

あの経験はコンサルタントになった今、

とても良い経験になっていると思います。

批判に対して怒りを持って返すのでなく、
一度自分の中でそれを「問い」に変えてみる。

「問い」に対して改めて深く考えると、
気づくこともあるし、自分の信念に揺らぎはないと覚悟を持てることもあります。

良い「問い」に巡り会うと良い考えが浮かびますしね。(^^)

ただし、、、

その相手が「ただ批判したい人」だと気づくと、
またふと「怒り」がこみ上げはしていましたが・・・(苦笑)

とにかく「郵政」という組織には感謝しているのです。

だから感謝とともに今も変わらず応援しています。

【今日のポイント】
→ 「変わらざるを得ない」の経験
→ 「批判」と「問い」
→ 「覚悟」の確認

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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コメント

  1. 粟野 孝志 より:

    覚悟ある人の言葉は相手に伝わりますね!

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