webとの連動があまりにも出来てないのはもったいない。。。
webで見たステキな「ホテル」を予約したのに
当日「違うホテルか?」と感じた経験を思い出しました・・・(^^;)
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すっごくシンプルなDMがポストに入ってました。
差出人は「企業名」だけ。
何屋さんかも分かりませんでした。
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分からなかったから「開封」しました。(笑)
これも「テクニック」かもしれません。
自分に必要のない「売り込み」が
すぐに分かったら、即ゴミ箱行き。
になる可能性が高まります。
「一応開封させる」
というのも一つの手かも。(笑)
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もちろん「興味」を持たせて、
期待値を高めて開封させる。。。
のが目指したいところではありますけどね。。。
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誠実さが伝わってくる「お手紙」は少なくとも「嫌われない」
内容は、というと・・・
僕には「今必要なサービス」ではありませんでした。
ですが、
最初から最後まで「売り込み」ではなく、
「突然のお手紙失礼致します」
から始まる自己紹介の後、
提供しているサービスを紹介した
丁寧な「お手紙」の形式であったことに好感しました。
当然「コピー」ですが、
丁寧に読みやすく書いた手書きの文字も感じよく、
ついホームページも見に行こうと、
検索ワードも「指示通り」検索しました。が・・・
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web連動ができていない・・・
指定された「検索ワード」で出てきた候補に、
「差出人」の会社名がすぐには
「目に入らなかった」のです。
これにまず、びっくり。
じっくり探して「見つける」ことが出来ましたが、
人によっては本当に見つけられずに、
せっかく誘導した「ホームページ」に
たどり着いてくれないかもしれません。
もったいないです。
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ふと思ったのが、
「自分たちがいつも使っている『PC環境』で
検索チェックしたのかも・・・?」
ということ。
普段使いのPCは、
「パーソナライズド検索」
の影響を受けている可能性があります。
「パーソナライズド検索」とは、
過去にそのPCで打ち込んだ「検索ワード」や「閲覧サイト」、
そのPCの所在地などをもとに、検索結果が
自動的に「最適化されてしまう」システムのことです。
一度何かを「検索」した後に、
やたら類似のCMをPC上で目にしたことはないですか?(^^;)
だから、「普段使いのPC」での「検索結果」は
全く新しいPC環境での結果とは違う。ということです。
これは、
「シークレットモード」を活用することで、
「本当の検索順位」を知ることが出来る。
と言われてますので、検索結果のチェックには
活用してみてもいいかな、と思います。
本当のところ「デジタルの世界」は
どこまで「コントロールされているか」は
わかんないっすけどね。。。ああコワい(^^;)
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さらに、、、
そのたどりついたホームページには
DMから感じた「誠実なテイスト」は感じられませんでした。
いや、キレイなページでしたよ。
ただ、どこにでもあるようなホームページだったんです。
正直「同じ会社じゃない」って思うほど。。。
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「動線と導線」
セミナーなどでもいつも言わせてもらっているんですが、
ちゃんとお客様の「動線」を考えて
「導線」を設計することが大切なんです!!
昔以上に「メディアの連動」が重要な時代です。
その販促物「単体」だけの効果を過度に期待せず、
様々なツールを連動させて生活者にアプローチしなければなりません。
どんなキーワードで「どこに」誘導するのか?
webだけの話じゃありません。
「実店舗誘導」だって同じことです。
「誘い文句」と「誘導先」にギャップがあると、
不信感すら持たれてしまいます。
見た目の「デザイン」も重要ですが、
販売促進のシナリオの「デザイン」はもっと重要です。
時々「全体像」のチェックもしましょうね!
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【今日のポイント】
→ 販促物の連動が大切
→ 生活者の動きを想像する
→ シナリオをデザインする
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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