実際にやってみるから、分かることがある。
今週もセミナーや研修の現場に立たせてもらいました。
ありがたいことです。
参加者様に、
「すぐやってみます」
とか、
「具体的にやりたいことが見つかりました!」
なんて言ってもらうと、
すごくうれしく思います。
「まずやってみる」って本当に大事です。
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出張中に見かけた光景です。
おそらく介護系のカリキュラムで、
生徒さん同士が交代で、車いすに乗る側と
車いすを押す側の体験を共有していたのだと思います。
僕も経験があるのですが、
車いすというものはほんのちょっとの段差でも、
取り回しが難しくなります。
下り坂などは、そのまま押すのではなく、
背中側を坂の下にむけて後ろ向きに降りていかないと、
大した傾斜じゃなくても、押される側は「怖い」ものなのです。
「それを知っていない」と「良かれと思って」が
「大きなお世話」になっていることもあるんです。
体験すると、「それまで」気づけなかったことに
気を回すことが出来るようになります。
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「やってみる」から分かることがある
販売促進の世界にも言えることがあります。
実際に「やってみる」と何が起こるかというと・・・
すべてうまくいくわけではありません。
思ったほど「効果が出ない」こともあります。
むしろ「新たな問題」や「つまづき」に出会います。
でも「それ」が大事なんです。
だってこれまで「それ」にも気づけていなかったわけだから。
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変化が起こるから「考える」ことができる。
まずやってみて「どうなったか」
そこから「考え始める」ことができます。
行動を起こさずにただ考えることって難しいのです。
それは「ただ悩んでいる」だけかもしれません。
多くの行動は「思考の精度」も上げていきます。
だから成功する人は「行動が早い」人に多く出てきます。
だって間違いにも早く気づけるから。
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ただ行動するだけではもったいない
行動と思考をセットにすることが大切です。
「やってみたけどうまくいかないじゃん」
「やってみたら思いのほかうまくいったわ」
で終わらずに、
その結果をもとに「次の行動」の精度を上げようとする。
そこに「思考」があるのです。
やって考えて、やって考えて、やって考えて・・・
はい、果てしないですが、
それを繰り返すことが「良い結果」への行動なのです。
【今日のポイント】
→ 「まずやってみる」はステキ
→ 「やってみて」からの「思考」が大切
→ 考えずに「同じことの繰り返し」はダメ
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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