生真面目文化が「本末転倒」を生むのかも?
こんにちは。
田中みのるです。
今日も新幹線にお世話になってます。
いつもありがとうございます。
昨日は久しぶりに「九州新幹線」に乗りました。
たまたま僕の席から「AED」が見えました。
現在すべての新幹線に設置されているんですって。
乗務員さんも救命講習を受講しているとのこと。
素晴らしいことですね!!
時間に正確。すぎる?
先月11月中ごろ、
つくばエクスプレスの運営会社のホームページに
列車運行についての「お詫び」が掲載されました。
「定刻9時44分40秒」の発車のところ、
発車時刻を十分に確認しないまま、ドア閉じ操作を行い、
9時44分20秒」に発車(出発操作)してしまいました。
これにより、駅時刻表との相違はなかったものの、
定刻より約20秒早発するという事象が発生いたしました。
とのこと。
乗り遅れなどのお客さまへの影響はなかった旨の報告も
付け加えられています。
さらに乗務員へ「基本動作の徹底を指導」とも。。。
・・・( ̄△ ̄;)
いやいや。
もうなんかスゴすぎて・・・
日本の列車運行の正確さは世界一とよく聞きます。
たしかにそうでしょうね。
新幹線の運行も基本は「誤差0秒」とのこと。
誤差を年間で平均したらヒトケタ秒の年も珍しくないそうです。
新幹線、重大インシデント
つい先日、「新幹線」の重大インシデント事例がニュースに流れました。
重大インシデントってのは「重大事故」につながりかねない、
きわめて危険な事態で国土交通大臣への報告義務があるもの。です。
福岡発東京行きの「のぞみ」
発射早々、乗務員はにおいや振動で『異変』を感じていたそうです。
そこで「指令室」に報告、岡山から車両保守の担当者が乗り込み、
うなり音を確認。状況を説明し、「指令室」に判断を仰ぎました。
運行続行。とのこと。
最終「やっぱりおかしい」ということで名古屋で点検、
「運行取りやめ」に至ります。
事故に至らなくてよかったです。
もし脱線でもしていたら、
それこそこれまでの「新幹線の安全神話」に
二度と消えない傷をつけるところでした。
疑問にフタをしない勇気
もしかすると、「新幹線」の運行に関わっているみなさん。
「定時運行」に過度にこだわってませんか?
「正確性」を維持することはスゴイことだと思います。
そして「積み重ねてきた」からこそのプレッシャーも
すごいんだと思います。
「自分の時」にその「積み重ね」を崩すのは
なんだか「悪」を感じるのかもしれません。
でもそれは「正しい」事のはずです。
「何もなかった」なら「何もなくてよかった」ですよ。
安全の確保は疑いの排除から始まるものです。
日々の正確さの積み上げもそこから始まっているんですから、
疑問にフタをしない勇気をぜひ持ちたいですね。
それって「鉄道運行」だけじゃないですよね。
「見て見ぬふり」はあとで痛い目に合うものです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました
ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる
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