変えないために頑張ることも必要かもしれない。

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毎年9月1日から3日まで

「越中八尾(やつお)」
で行われるお祭り「おわら風の盆」

初日のお祭りを見に行くことが出来ました。

編笠の下に少し顔を覗かせ踊る姿は、

実に幻想的であり優美であり・・・。。

俗にいう「盆踊り」とは全く違うものに感じました。

変えない努力も美しい

歴史あるお祭りには共通することかもしれませんが、

唄も三味線も踊りも「型を守って」います。

何年も何十年も、いや百年単位で
「歴史」をつないできています。

販売促進の世界では、

とかく「時代の流れに合わせた」変化が必要である。

の考えのもと、改善の方向性を求め続ける傾向にあります。

基本的にそれで間違いはないのですが、

「個性」というものを大切にすることを中心に考えると、

「変えない努力」にも目を向ける必要があるなと思います。

ライバルの動向は気になりますし、
市場の変化にも敏感であるべきです。

でも、それに強く振り回され過ぎて個性を失い
同質化が進んでしまうと、

「選ばれる理由」すら失う可能性が出てきます。

「らしさ」というものに「人気」の元が隠れています。

自分自身には「目新しさ」はなく、
どうかすると「古臭い」なんて表現とともに
イヤな部分だったりします。

客観的な判断が大事になってきますが、
ちゃんと「らしさ」について考えることが必要ですね。

そのために必要なのは、

「ルーツを探る」という事なんだろうなって思います。

自分の過去をもう一度ひもとく。

ということです。

親からの影響や、過去の仕事での苦労や成功。

自分自身の性格や趣味、嗜好。

なによりどんなことに「こだわっている」のか。

そこを自分自身がしっかり把握することが大事なんですよね。

ただ、「変わらない」にこだわるのではなく、

自分自身で「分かったうえ」で「変えない」を選択する。

それが大事なポイントなんですよね。

【今日のポイント】
→ 「他とは違う」ことが個性
→ 「自身のルーツ」を知る
→ 「変わらない」も選択肢

僕がゆーっくり眺めさせていただいたのは
上新町の踊り。

子どもたちは手首に「籠手」(こて)をつけていて
他の町にはない特徴です。

それはこのエリアが昔「養蚕」をしていたことに遡ると。

夜通しの町踊りのあと教わりました。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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