数字をうまく使おうとして・・・怪しくなってませんか??

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たくさんDM が着きます。

ってか、「着くよう」にもしています。

様々なアンケートや資料請求など、
機会があればなるべく参加します。

それは、、、

実例が「勉強になる」から。

開封率

前にも書きましたが、

「開封率」って本当は測れません。

だって、「開けたかどうか」
本人しか分からないから。

元配達員の僕はリアルに感じます。

でも、「開封率」って概念を
無視しているわけではありません。

「開封されたい」のはやまやまです。

ですので、たくさん到着するいろんなDMの中で、
「開封」への工夫が感じられるものは、
ついついゆっくり眺めますね。(笑)

数字は細かく

よく、販売促進で「データ」を示すときは、
四捨五入せずに細かい数字を使いましょう。

なんてセオリーが語られたりします。
(それも時と場合によりますが)

細かい数字は「リアルさ」を感じさせるからですね。

今回、ご紹介する、

「僕に着いたDM」は、
「細かい数字」を活用して

「開封を促す」モノでした。

「重要」「限定」などのコトバも目に入りますが、

「トップ2.21%の上位顧客の田中さまへの
大切なお知らせです。」

・・・(・_・;)

ん?

どゆこと??

なんでそんなに刻んだ??

上位2%に入っている顧客向けではなく?

顧客数が明かせないから
1番から数えて「2.21%目」に当たるのが僕?

そもそも「お付き合い」きっかけだったので
「そんなに僕は買ってない」はずなのに・・・

なんとなくの不信感をベースに

まずは「よく分からないナ」の印象を持ちました。

開封した中身は単純な「セールス」でした。

詳しくは書きませんが「分かりやすさ」がテーマの商材なのに、
この分かりにくさはいかがなもんか??

です。

中身の「お手紙」も最初から、
「日本語的に」ちょっと変でして、

「海外の事例」をそのまま「訳した」だけなのかな?

と直感しました。

いずれにしても、「テクニック」だけに走った結果
出来上がってしまったDMなのだろうと、
その会社に対しても、少し残念な気分になっちゃいました。

元々少なかった購買機会が
さらに減るきっかけにもなりそうなDMの事例でした。。。

【今日のポイント】
→ 「世の中の事例から学ぶ」は大事
→ 「開封したくなるDM」を目指す
→ 「テクニック」に振り回されないように

今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

ライズマーケティングオフィス株式会社
田中みのる

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